あらすじ
ある大学の3人の研究者が主人公です。3人は、たんぱく質に関する論文で、高評価を得た論文の共著者でした。この共著論文に盗用の疑惑が発生し、大学の不正調査委員会が開催され、3人には告発に関する通知が届きます。それぞれの道を歩み始めた3人は、1つの共著論文の執筆過程における当事者間の研究倫理の認識に対する違いなど、執筆当時の行動を振り返ります。盗用疑惑に至るまでの研究行為や倫理的問題について、不正調査委員会を通じて、登場人物たちが回想します。
ある大学の3人の研究者が主人公です。3人は、たんぱく質に関する論文で、高評価を得た論文の共著者でした。この共著論文に盗用の疑惑が発生し、大学の不正調査委員会が開催され、3人には告発に関する通知が届きます。それぞれの道を歩み始めた3人は、1つの共著論文の執筆過程における当事者間の研究倫理の認識に対する違いなど、執筆当時の行動を振り返ります。盗用疑惑に至るまでの研究行為や倫理的問題について、不正調査委員会を通じて、登場人物たちが回想します。
研究倫理教育担当者向けに、講義・講習の進め方をまとめた手引書です。
本映像教材の活用に当たり、以下の資料を活用してください。
本編のあらすじをまとめています。倫理的な問題などのポイントを確認することができます。
動画に出てくる専門用語集です。
「倫理の空白」を広報用に紹介する動画です。
「倫理の空白Ⅱ」盗用編では、不正行為における一類型の盗用に焦点をあて、他人のアイデアや文章を踏まえて論文を書く際の研究倫理の重要性や、自身が執筆する文章を大切にすることへの認識を深めるシーンを含めています。このドラマを通して疑似的な体験をすることで、研究者としてのあるべき姿を考え、倫理的判断力や態度を養うことができます。研究分野によって、研究環境、作法や風土がさまざまなため、この映像教材の登場人物のおかれている立場は、人文・社会科学編と自然科学編で異なっています。登場人物がいくつかの倫理的問題に遭遇しますが、両教材には、共通点や相違点があることを踏まえた上で、研究倫理教育に活用してください。
ドラマの視聴とディスカッションを組み合わせたワークショップやグループワークで活用することが最も効果的です。大学での講義や研究機関での講習など、さまざまなシーンで使用することも可能です。