あらすじ
主人公の大学生 優子は、学部生時代のレポートを作成する際、「コピー&ペーストは効率的に文章を書くためのツール」と考えていました。優子は、修士課程、博士課程に進み、さらに研究活動を続け、准教授になります。研究の実績を積み、順風満帆と思われた優子ですが、論文執筆における引用や参照をする際に、倫理的問題を含む行為をしてきたことが、ついに盗用疑惑につながります。
主人公の大学生 優子は、学部生時代のレポートを作成する際、「コピー&ペーストは効率的に文章を書くためのツール」と考えていました。優子は、修士課程、博士課程に進み、さらに研究活動を続け、准教授になります。研究の実績を積み、順風満帆と思われた優子ですが、論文執筆における引用や参照をする際に、倫理的問題を含む行為をしてきたことが、ついに盗用疑惑につながります。
研究倫理教育担当者向けに、講義・講習の進め方をまとめた手引書です。
本映像教材の活用に当たり、以下の資料を活用してください。
本編のあらすじをまとめています。倫理的な問題などのポイントを確認することができます。
動画に出てくる専門用語集です。
「倫理の空白」を広報用に紹介する動画です。
「倫理の空白Ⅱ」盗用編では、不正行為における一類型の盗用に焦点をあて、他人のアイデアや文章を踏まえて論文を書く際の研究倫理の重要性や、自身が執筆する文章を大切にすることへの認識を深めるシーンを含めています。このドラマを通して疑似的な体験をすることで、研究者としてのあるべき姿を考え、倫理的判断力や態度を養うことができます。研究分野によって、研究環境、作法や風土がさまざまなため、この映像教材の登場人物のおかれている立場は、人文・社会科学編と自然科学編で異なっています。登場人物がいくつかの倫理的問題に遭遇しますが、両教材には、共通点や相違点があることを踏まえた上で、研究倫理教育に活用してください。
ドラマの視聴とディスカッションを組み合わせたワークショップやグループワークで活用することが最も効果的です。大学での講義や研究機関での講習など、さまざまなシーンで使用することも可能です。