「倫理の空白」理工学研究室編 准教授編

あらすじ

架空の大学である秀和大学の理工学部で、医工連携分野を専門とする理工学研究室を舞台に、准教授(瀬川)と学生(笹山)を主人公として、若手研究者の助教(丸山)を介しながら、ストーリーが進みます。
民間企業との共同研究プロジェクトとして、ブレイン・マシン・インタフェース(Brain Machine Interface:BMI)技術の研究開発を進める研究室において、それぞれの登場人物が懸命に研究開発を進めます。しかし、なかなか望まれる実験データが得られません。そんな中で、研究室全体が、共同研究企業からの期待、論文執筆による研究成果の創出などさまざまなプレッシャーにさらされます。
多忙な准教授は研究室への目配りは十分なのか、実験を担当する学生と助教は実験がうまくいかない中で、共同研究先企業との報告会をどう乗り越えるのか。そして、登場人物たちは、研究者として超えてはならない一線に気づき、正しい行動をとることができるのか。
准教授と学生・若手研究者を主人公として、倫理的ジレンマに身を置く研究者の姿が描かれます。

人物相関図
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教材画像

手引書

研究倫理教育担当者向けに、講義・講習の進め方をまとめた手引書です。

付録

本映像教材の活用に当たり、以下の資料を活用してください。

あらすじ

本編のあらすじをまとめています。倫理的な問題などのポイントを確認することができます。

本教材の活用方法

「倫理の空白」理工学研究室編は、大学から企業の研究者にも幅広く活用いただけるよう、どの研究現場でも起こる可能性がある課題を題材に制作しています。准教授編と学生・若手研究者編の2本のドラマで構成され、いずれも同じストーリーで展開しますが、指導する立場、指導される立場の双方の立場を体験することで、倫理的判断力・態度を養い、研究者としてあるべき姿とは何かを考えます。
ドラマの視聴とディスカッションを組み合わせたワークショップやグループワークで活用することが最も効果的です。大学における講義、研究機関での講習などさまざまなシーンで使用することも可能です。

他のエピソード

「倫理の空白」 学生・若手研究者編 動画サムネイル

「倫理の空白」 学生・若手研究者編

架空の大学である秀和大学の理工学部で、医工連携分野を専門とする理工学研究室を舞台に、准教授(瀬川)と学生(笹山)を主人公として、若手研究者の助教(丸山)を介しながら、ストーリーが進みます。

「倫理の空白Ⅲ」 自然科学編 動画サムネイル

「倫理の空白Ⅲ」 自然科学編

学生思いの指導者・駿星(しゅんせい)大学の藤田准教授は、研究倫理教育や論文投稿の指導を熱心に行ってきました。藤田研究室では研究倫理を学ぶ機会は十分にあるはずですが、研究室メンバーの大学院生の加藤は、自身の過去論文に引用漏れがあることに気付き、どうすべきか悩みます。