[知と構成] 知と構成

研究総括

研究総括: 鈴木 良次
(金沢工業大学研究支援機構 特任教授/顧問)

この研究領域は、知覚、認識、学習、判断などの高度で柔軟な働きである「知」に着目し、その発現のメカニズム(構成)を神経科学、認知科学、数理科学など様々な視点から探求するものです。例えば、神経細胞、脳神経系さらには行動そのものを対象とし、「知」の発現につながる物質、構造、論理などの実証的あるいは理論的研究を含みます。

 

 

 

“知と構成”パンフレット(PDF:約1000KB)

 

 

領域アドバイザー

安西 祐一郎 慶應義塾大学 理工学部長
乾  敏郎 京都大学 大学院情報学研究科 教授
臼井 支朗 豊橋技術科学大学 情報工学系 教授
曽我部 正博 名古屋大学 大学院医学系研究科 教授
田中 啓治 理化学研究所 脳科学総合研究センター グループディレクター
渕  一博 慶応義塾大学 理工学部 教授
星宮  望 東北大学 大学院工学研究科 教授
三木 直正 大阪大学 医学部 教授
三宅なほみ 中京大学 情報科学部 教授

※所属・役職は領域終了時

氏名 課題名 その他情報
一期生
(6年度)
内山 博之 脳は眼に何を語るか?:向網膜系の働き
大森 隆司 脳に新しいモデル:思考する記憶機械のPATON
加藤 伸郎 知の起源:脳細胞のひとつの知
北澤 茂 小脳の複雑スパイク~たった一発の信号で伝える運動の誤差~
辰巳 仁史 脳神経細胞のつながる仕組み
谷藤 学 光を使って情報の内部表現をイメージングする~大脳皮質のカラム構造と視覚情報処理~
田森 佳秀 神経活動からクオリアの多様体を構築する
長尾 隆司 本能行動の切り換えを調節する神経ホルモン JSTニュース
中村 浩幸 空間内の立体を見る脳~後頭葉から頭頂葉への情報の流れ~
力丸 裕 耳でなく脳で音楽を楽しむ仕組み
二期生
(7年度)
安島 綾子 時間情報は脳でどのように表現されるのか?
入来 篤史 “心の内”を計測する
岡村 康司 やわらかい脳のための堅い分子的基盤:チャネル分子の動態を可視化する
片山 正純 運動が上達するとは
金道 敏樹 忘れる・・・その大切さ~脳の数理モデルの幾何学的研究~ JSTニュース
坂口 博信 鳥の知を探る:歌を認識するニューロンと遺伝子
桜井 芳雄 記憶を活かすための神経細胞ネットワーク
志沢 雅彦 多義性のある非線形逆問題を解く学習ネットワーク
中越 英樹 “ものを見分ける”ために必要な遺伝的プログラムの解析
開 一夫 認知発達をシミュレートする:乳児はどう空間を認知するのか JSTニュース
三期生
(8年度)
青木 孝文 無配線コンピュータを創る JSTニュース
岡田 大助 脳内のガス状伝達物質を見る~運動上達の仕組みを見る~
岡ノ谷 一夫 小鳥の歌から言語の起源へ~生成文法を表現する脳の仕組みと進化~
小畑 秀一 ひとつの細胞がみせる「かたちの記憶」
神崎 亮平 昆虫の微小な脳にひそむ知を探る
小島 正己 遺伝子をツールとして脳のはたらきを知る
笹川 浩美 ミツバチ類の仲間意識~個体間のコミュニケーションと社会性~
澤田 誠 脳内での細胞間の協調による高次脳機能発現~ミクログロリアによる記憶・学習の制御~ JSTニュース
杉田 陽一 見えないものを見る仕組み
船橋 新太郎 ワーキングメモリから考える仕組みを探る
虫明 元 手続き的知識としての問題解決とその脳内機構~サルとヒトの知を探る~

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