【松本 伸之】大質量機械振動子を用いた巨視的量子力学分野の開拓

さきがけ研究者

松本 伸之
松本 伸之
東北大学
学際科学フロンティア研究所
助教

研究概要

プランク質量(22 µg)よりも重たいmg-g程度の懸架鏡の量子的性質を観測することで、ビッグサイエンスでさえ検証が困難な物理現象の探索が可能となる新分野創成を目指します。光制御・光計測技術を基軸として重力波検出器・材料工学等の分野と異分野融合することで、その基幹技術となる懸架鏡と環境(熱浴・地面振動・音響等)の相互作用から生じる古典的デコヒーレンスの影響を十分に低減する技術開発を実施します。

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