研究領域「海洋バイオスフィア・気候の相互作用解明と炭素循環操舵」2024年度研究年報

2023年度採択課題

池田 丈 (広島大学 大学院統合生命科学研究科 准教授)
「海洋酸性化がもたらすケイ素循環の破綻への対策」
岩崎 晋弥 (北海道大学 大学院地球環境科学研究院 助教)
「南大洋太平洋側における深層水の炭素貯留量変動史:氷期炭素レザバーの実態解明」
遠藤 寿 (京都大学 化学研究所 准教授)
「溶存圏の遺伝情報が拓く新規プランクトン動態解析」
小林 英貴 (富山大学 学術研究部理学系 特命助教)
「千年を超える過渡的な海洋炭素循環の変化の理解」
近藤 能子 (長崎大学 大学院総合生産科学研究科 准教授)
「ビタミンB12から探る海洋一次生産制御機構」
坂本 達也 (京都大学 白眉センター 特定助教)
「化石分析から探る地球温暖化に対するイワシ類生態の応答」
高尾 信太郎 (国立環境研究所 地球システム領域 主任研究員)
「気候変動影響評価に資する光合成活性の高時空間観測システムの構築」
高野 祥太朗 (京都大学 化学研究所 准教授)
「多元素分析に基づく海洋における微量金属循環の定量化」
長谷川 万純 (海洋研究開発機構 超先鋭研究開発部門 ポストドクトラル研究員)
「細菌から紐解くマングローブの炭素貯留能」
増田 貴子 (水産研究・教育機構 水産資源研究所 主任研究員)
「シングルセル解析を用いた海洋の生物生産性の再評価」

※所属・役職は2025年3月末のものです。

2024年度採択課題

伊左治 雄太 (海洋研究開発機構 海洋機能利用部門 副主任研究員)
「ヘム鉄:人為起源鉄を追跡する次世代方法論」
大野 良和 (北里大学 海洋生命科学部/科学技術振興機構 特任助教/さきがけ研究者)
「サンゴ骨格の結晶成長界面における観察手法の高度化」
高橋 迪子 (高知大学 医学部 特任助教)
「海洋未培養ウイルスのサルベージとそのライブラリ化」
仲村 康秀 (島根大学 エスチュアリー研究センター 助教)
「海洋炭素循環における単細胞動物プランクトンの役割解明」
二井手 哲平 (大阪大学 大学院情報科学研究科 助教)
「海洋微生物への非光合成炭酸固定経路設計」
平井 惇也 (東京大学 大気海洋研究所 講師)
「カイアシ類を用いたゲノム時代の気候変動リスク評価」
藤井 学 (東京科学大学 環境・社会理工学院 准教授)
「沿岸海域における溶存有機物の分子構造と環境機能」
堀 真子 (大阪教育大学 理数情報教育系 准教授)
「珪藻シリカのホウ素同位体組成から導くpH指標」
水野 勝紀 (東京大学 大学院新領域創成科学研究科 准教授)
「革新的な海底生態系3次元構造観測ツールの開発」
渡辺 謙太 (海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所 主任研究官)
「ブルーカーボン貯留と大気CO2除去の統合的理解」

※所属・役職は2025年3月末のものです。