この研究領域は、計算機科学と計算科学が連携することにより、シミュレーション技術を革新し、信頼性や使い易さも視野に入れて、実用化の基盤を築く研究を対象とするものです。
具体的には、物質、材料、生体などのミクロからマクロに至るさまざまな現象をシームレスに扱える新たなシミュレーション技術、分散したデータベースやソフトウェアをシステム化する技術、また、計算手法の飛躍的な発展の源となる革新的なアルゴリズムの研究や、基本ソフト、情報資源を取り扱いやすくするためのプラットフォームあるいは分野を越えて共通に利用できる標準パッケージの開発などが含まれます。
(所属・役職は、平成20年3月時点のものです。)
□穴井 宏和 (富士通(株)科学ソリューション事業本部計算科学ソリューションセンター センター長付)
「数値/数式ハイブリッド計算に基づくロバスト最適化プラットフォームの構築」
 (1,177kb)
□石田 清仁 (東北大学大学院工学研究科 教授)
「材料の組織・特性設計統合化システムの開発」 (903kb)
□佐々木 節 (高エネルギー加速器研究機構計算科学センター 教授)
「高度放射線医療のためのシミュレーション基盤の開発」 (589kb)
□長嶋 雲兵 ((独)産業技術総合研究所計算科学研究部門 主幹研究員)
「グリッド技術を用いた大規模分子シミュレーションプログラムの開発」 (323kb)
□久田 俊明 (東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授)
「医療・創薬のためのマルチスケール・マルチフィジックス心臓シミュレータの開発」
 (680kb)
□大石 進一 (早稲田大学理工学術院基幹理工学部応用数理学科 教授)
「数値線形シミュレーションの精度保証に関する研究」 (343kb)
□田中 成典 (神戸大学大学院人間発達環境学研究科 教授)
「フラグメント分子軌道法による生体分子計算システムの開発」 (396kb)
□田中 高史 (九州大学大学院理学研究院地球惑星科学部門 教授)
「リアルタイム宇宙天気シミュレーションの研究」 (523kb)
□冨田 勝 (慶應義塾大学先端生命科学研究所 所長/環境情報学部 教授)
「システムバイオロジーのためのモデリング・シミュレーション環境の構築」 (322kb)
□樋口 知之 (情報・システム研究機構統計数理研究所 副所長・教授)
「先端的データ同化手法と適応型シミュレーションの研究」 (177kb)
□藤原 毅夫 (東京大学大学総合教育研究センター 教授)
「複合手法を用いた電子構造計算技術の開発」 (481kb)
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