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はじめに 概要 研究実施報告 関連データ 研究代表者索引


精神・神経疾患の診断・治療法開発に向けた高次脳機能解明によるイノベーション創出
高信頼・高安全を保証する大規模集積システムの基盤技術の構築
新原理・新機能・新構造デバイス実現のための材料開拓とナノプロセス開発
生命システムの動作原理の解明と活用のための基盤技術の創出
高セキュリティ・高信頼性・高性能を実現する組込みシステム用の次世代基盤技術の創出
異種材料・異種物質状態間の高機能接合界面を実現する革新的ナノ界面技術の創出とその応用
ナノデバイスやナノ材料の高効率製造及びナノスケール科学による製造技術の革新に関する基盤の構築
安全・安心な社会を実現するための先進的統合センシング技術の創出
通信・演算情報量の爆発的増大に備える超低消費電力技術の創出
次世代高精度・高分解能シミュレーション技術の開発
代謝調節機構解析に基づく細胞機能制御に関する基盤技術の創出
光の究極的及び局所的制御とその応用


新たな手法の開発等を通じた先端的な計測・分析機器の実現に向けた基盤技術の創出
メディア芸術の創造の高度化を支える先進的科学技術の創出
情報通信技術に革新をもたらす量子情報処理の実現に向けた技術基盤の構築
教育における課題を踏まえた、人の生涯に亘る学習メカニズムの脳科学等による解明
がんやウィルス感染症に対して有効な革新的医薬品開発の実現のための糖鎖機能の解明と利用技術の確立
個人の遺伝情報に基づく副作用のないテーラーメイド医療実現のためのゲノム情報活用基盤技術の確立
医療・情報産業における原子・分子レベルの現象に基づく精密製品設計・高度治療実現のための次世代統合シミュレーション技術の確立
遺伝子情報に基づくたんぱく質解析を通した技術革新
先進医療の実現を目指した先端的基盤技術の探索・創出
新しい原理による高速大容量情報処理技術の構築
水の循環予測及び利用システムの構築
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戦略目標
水の循環予測及び利用システムの構築


 世界の人口のうち、約8%の人々が居住している地域では、現在も深刻な水不足が発生しており、最近取りまとめられた「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第3次評価報告書に示されるように、今後もその悪化が懸念されている。特に、農耕地の急速な拡大や都市化による水不足の問題は、一つの国だけの問題にとどまるものではなく、国家間の問題を引き起こす要因となる可能性がある。
 また、安全な飲料水を確保するとともに、穀倉地域への安定した水の供給に貢献することは、我が国を含め、世界の食糧問題の解決にも資する重要な課題である。
 このため、戦略目標として「水の循環予測及び利用システムの構築」を設定し、地圏・水圏・気圏における水循環の解明・予測に向けた研究を行うとともに、土壌や生態系を含めた適切な水の利用・保全を行うためのシステムの構築を目指す。
 なお、本戦略目標の下で行われることが想定される研究としては、例えば、水循環と環境の相互作用の解明、水の機能を踏まえた水の利用・保全システムの構築等が考えられる。


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研究領域 研究総括
「水の循環系モデリングと利用システム−水資源と気候、人間活動との関連を踏まえた水資源の循環予測・維持・利用のシステム技術の創製を目指して− 虫明 功臣
(福島大学理工学群共生システム理工学類 教授)

 この研究領域は、グローバルスケールあるいはリージョナルスケールにおいて、大気・陸域・海域における水の循環の諸過程を明らかにし、水循環モデルの構築を目指すとともに、社会における持続可能で効率的な水利用システムに関する研究を対象とするものです。
 具体的には、気候変動にともなう水資源分布の変化、人間活動が水循環に及ぼす影響に関する研究に加え、水資源の維持・利用、水循環の変化が社会システムに及ぼす影響の予測、生態系環境を維持・保全・回復する水の機能等に関する研究等が含まれます。

(所属・役職は、平成20年3月時点のものです。)

恩田 裕一 (筑波大学大学院生命環境科学研究科 准教授)
「森林荒廃が洪水・河川環境に及ぼす影響の解明とモデル化」  (275kb)

小池 俊雄 (東京大学大学院工学系研究科 教授)
「水循環系の物理的ダウンスケーリング手法の開発」  (327kb)

鈴木 雅一 (東京大学大学院農学生命科学研究科 教授)
「熱帯モンスーンアジアにおける降水変動が熱帯林の水循環・生態系に与える影響」
 (225kb)

砂田 憲吾 (山梨大学大学院医学工学総合研究部 教授)
「人口急増地域の持続的な流域水政策シナリオ
−モンスーン・アジア地域等における地球規模水循環変動への対応戦略−」 
 (418kb)

永田 俊 (京都大学生態学研究センター 教授)
「各種安定同位体比に基づく流域生態系の健全性/持続可能性指標の構築」  (507kb)

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