【新井 洋由】生体膜リン脂質を基軸とした医療基盤技術の開発


研究代表者

新井 洋由

新井 洋由

東京大学 大学院薬学系研究科
教授
研究室ホームページ


研究概要

生体膜の主な構成成分であるリン脂質は、1000種類以上の分子種が生体内に存在します。近年、膜リン脂質の個々の分子種がそれぞれ特有の生物学的機能を担っていることが明らかとなってきており、疾患との関連も注目されています。本研究では、細胞膜リン脂質脂肪酸鎖およびイノシトールリン脂質(PIPs)の代謝に焦点をあて、疾患を反映する膜リン脂質代謝産物の探索とその情報に基づく疾患制御標的分子の分析を加速する技術を創出します。さらにメタボリックシンドロームやがんという現代社会において大きな問題となっている疾患に対して、生体膜リン脂質代謝の破綻という新しいコンセプトに基づく治療標的・バイオマーカーの探索を行います。

プログラム

  • CREST
  • さきがけ
  • ACT-I
  • ERATO
  • ACT-X
  • ACCEL
  • ALCA
  • RISTEX
  • AI時代と科学研究の今
  • AIPネットワークラボ
  • JSTプロジェクトDB
  • 終了事業アーカイブズ
  • ご意見・ご要望