[強靱化ハードウェア]リアル空間を強靭にするハードウェアの未来

戦略目標

「総合知」で築くポストコロナ社会の技術基盤

情報担体と新デバイス

次世代IoTの戦略的活用を支える基盤技術

情報デバイスの超低消費電力化や多機能化の実現に向けた、素材技術・デバイス技術・ナノシステム最適化技術等の融合による革新的基盤技術の創成

ネットワークにつながれた環境全体とのインタラクションの高度化

微小エネルギーの高効率変換・高度利用に資する革新的なエネルギー変換機能の原理解明、新物質・新デバイスの創製等の基盤技術の創出

研究総括

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田中 秀治(東北大学 大学院工学研究科 教授)

概要

 第5期科学技術基本計画で提唱された「Society 5.0」は、サイバー空間とリアル空間の融合によって、持続的かつ強靱な「人間中心の社会」を創り上げるとともに、科学技術とそれがもたらすイノベーションの力によって、我々が直面する難局や迫りくる社会的課題を乗り越えるための理念です。その後、新型コロナウイルス感染症の困難が訪れ、感染症や災害等による社会変化への対応力強化が必要になり、同時に、カーボンニュートラルの実現への取り組みが待ったなしの状況になり、この理念を強靱社会「Society 5.x」としてより発展的に掲げていく必要が出てきました。
 前述のように、「Society 5.0」は、サイバー空間とリアル空間の融合によって実現していくものです。近年、デジタル技術やAI技術が注目され、サイバー空間に関する研究開発や研究/技術者教育が強化されてきました。しかし、長期的な社会目標の達成には、リアル空間側でも同じような研究教育の強化が必要であることは言うまでもありません。そこで、本研究領域では、将来の強靱社会を構成するリアル側の技術、より具体的には、ハードウェア、デバイス、モジュールなどと言われる「もの」に関する先進的かつ挑戦的なアイデアを持つ若手研究者を支援します。
 研究推進にあたっては、研究者育成の観点を重視し、異分野の若手研究者同士が交流し相互に触発する場を設けることで、未来に貢献する先端研究を推進する研究者の育成、および将来の連携につながる幅広い人的ネットワークの構築をはかります。

 本研究領域は、文部科学省の選定した戦略目標「「総合知」で築くポストコロナ社会の技術基盤」、「情報担体と新デバイス」、「次世代IoTの戦略的活用を支える基盤技術」、「情報デバイスの超低消費電力化や多機能化の実現に向けた、素材技術・デバイス技術・ナノシステム最適化技術等の融合による革新的基盤技術の創成」、「ネットワークにつながれた環境全体とのインタラクションの高度化」、「微小エネルギーの高効率変換・高度利用に資する革新的なエネルギー変換機能の原理解明、新物質・新デバイスの創製等の基盤技術の創出」のもとに、2021年度に発足しました。

領域アドバイザー

澤田 和明 豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 教授
平等 拓範 理化学研究所 放射光科学研究センター グループディレクター
高西 淳夫 早稲田大学 創造理工学部 教授
谷口 正輝 大阪大学 産業科学研究所 教授
中尾 政之 東京大学 大学院工学系研究科 教授
濱田 芳治 多摩美術大学 生産デザイン学科 教授
平尾 明子 (株)東芝 研究開発センター シニアフェロー
南澤 孝太 慶應義塾大学 大学院メディアデザイン研究科 教授
山下 昌哉 旭化成(株) マーケティング&イノベーション本部 シニア イントラプレナー (イノベーション アーキテクト)
山西 陽子 九州大学 大学院工学研究院 教授
湯浅 裕美 九州大学 大学院システム情報科学研究院 教授

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