既受講生の活躍

目利き人材育成プログラム

既受講生インタビュー

自らの知識や経験を共有化して、組織の強化を目指す

平成28年度「研究推進マネジメントコース」既受講生
#01 森口 文博さん

金融機関で働いていた森口文博さんは、大学発ベンチャーへの融資を取り扱ったことがきっかけとなり、大学発の技術や研究の支援業務に関心を持ちました。そこで、9年間務めてきた金融機関を退職し、大学職員へ転身しました。今では産学官連携を推進し、社会を変えるかもしれない新しい技術や研究を支えることに大きなやりがいと責任を感じています。しっかりとした組織を構築するために、ノウハウの蓄積や情報共有を欠かさず、足りないと感じた知識や経験を補うために働きながらビジネススクールを経て大学院の博士課程まで進みました。大学院で大学発ベンチャーについて研究した自らの経験を今後の産学官連携の業務に活かしていきたいと考えています。

自身の好奇心を原動力に、本気で取り組み、本音でぶつかる

平成26年度「コーディネート応用コース」既受講生
#02 西片 奈保子さん

宮崎県で産学官連携のコーディネート活動を続ける西片奈保子さんは、研究する仕事に就くのが当初の希望でした。一般企業に就職しましたが、宮崎県で産学官連携の仕事に出会い、コーディネータとなりました。大学と企業のマッチングだけでなく、奮闘しながら伴走を続けることで関係者同士の交流も大切にしています。企業と大学の意見が食い違うことがあっても、本音でぶつかり合うことを重視し、自身も本気で支援することを心がけてきました。常にアンテナを張って新しい情報を収集し、“とことん好きになるまでやる“が座右の銘、活動の原動力は自らの好奇心です。

何を軸にして検討しているかを”見える化”すると、次に取り組むべきことが明確化できる

平成22年度「契約・法務コース」既受講生
#03 久納 弘幸さん

偶然見つけた求人情報をきっかけに産学官連携業務に取り組み始めた久納弘幸さんは、いくつかの機関を経て産学官連携活動の経験と実績を積み上げてきました。特に心がけてきたのは、先輩の指導に頼りきらず、情報収集やマーケティング分析等を自分なりに行うようにしてきたことです。何を軸にして検討しているかを“見える化”すると、自身が次に取り組むべきことも明確化できるそうです。そのようにして、自らのスキルを向上させると共に、相手に理解してもらうための表現力を磨くことで周囲の信頼を勝ち得てきました。積み上げてきた経験をもとに事例集を作成しながら、いつか地元の佐賀県に新しい産業を根付かせることを目標にして、産学官連携活動を続けています。