人材育成プログラム

目利き人材育成プログラム

バリュープロデュースコース

技術移転活動に必要な知識とスキルを習得し、事業をプロデュースする力をつける

ケース事例(実際の技術シーズを予定)を基に、事業化のプロセスに沿って全体を俯瞰しながら、様々な分析手法を用いた多角的な検討を通じて、受講者自身の今後の技術移転活動へ役立てることをねらいとします。事業化の実現までに必要な知識を体系的に習得することにより、プロジェクトを構築・牽引するプロデュース力を身につけるコースとなります。

カリキュラム

①ケース事例をもとに、事業化までのプロセスを以下のスキル(オレンジマーク)を中心に学びます。
対面式のグループ討議を重視したカリキュラムです。
②第一線で活躍する講師陣と実務で役立つ分析評価ツールの提供
【令和6年度の主な講師】(五十音順・敬称略)
各務 茂夫 東京大学 大学院工学系研究科 教授
産学協創推進本部 副本部長
日本ベンチャー学会 会長
木下 祐介 東京大学 大学院工学系研究科 准教授
久保 浩三 奈良先端科学技術大学院大学 特任教授・名誉教授
三宅 徹 株式会社未来機械 代表取締役社長
山本 卓司 株式会社マトリクソーム 代表取締役社長
【分析評価ツール】

トリアージ[研究成果の選別評価ツール]

  • トリアージ(選別)は、研究成果の技術移転活動を進めるための順位付け、あるいは見送りの判断を行うための評価ツールです。研究者に対し直接ヒアリングを行い、「発明者のプロフィール」・「技術的メリット」・「知財の保護可能性」・「市場性」の4つの視点から研究成果の評価を行います。

SN(シーズ-ニーズ)マトリックス変換[市場の顕在化分析ツール]

  • 研究・技術成果の特長的な機能を明らかにし、その機能を介して技術特性や製品・市場を顕在化するための分析ツールです。研究成果の評価・選別の結果、有望な研究課題について技術移転活動を進めるため潜在的あるいは新たな市場を見出すときに利用します。

ロードマップ[技術の事業化戦略]

  • 研究開発から商品化・事業化に必要な研究開発要素について各研究開発フェーズにおける解決すべき課題を顕在化させ道筋を可視化し円滑に研究開発を推進する分析ツールです。研究開発プロジェクト実施の開始時、終了時を含む節目節目に利用します。
③受講者の今後の業務における高い有効度と、受講対象機関における高い信頼度
  • バリュープロデュースコース

    有効度95%以上

    令和4年度目利き研修受講者へのアンケート結果より

  • バリュープロデュースコース

    応募経緯

    令和5年度目利き研修応募者へのアンケート結果より