『カンボジアにおける安全な水処理装置の開発と殺菌の科学的検証』

研究代表者名(所属機関)
  • 天野 浩 教授
    名古屋大学 未来材料・システム研究所 未来エレクトロニクス集積研究センター
共同研究者
三宅 秀人 教授
三重大学地域イノベーション学研究科
研究参加者
本田 善央 准教授
名古屋大学 未来材料・システム研究所、未来エレクトロニクス集積研究センター
久志本 真希 助教
名古屋大学工学研究科
末原 憲一郎 教授
三重大学地域イノベーション学研究科
小泉 晴比古 特任講師
三重大学 地域創生戦略企画室科
上杉 謙次郎 助教
三重大学 地域創生戦略企画室・地域イノベーション学研究
安井 宣仁 准教授
近畿大学工業高等専門学校総合システム工学科 都市環境コース
国際コーディネーター
西村訓弘 副学長
三重大学
国内研究機関 名古屋大学、三重大学
国内協力機関 近畿大学工業高等専門学校
相手国 カンボジア王国
相手国研究機関
相手国協力機関 王立プノンペン大学、カンボジア王国工業・手工芸省、農村開発省、カンボジア水道事業者連合会
外部支援機関 デトロイトトーマツ、橋本電子工業株式会社、日機装技研株式会社、カンボジア日本人材開発センター、カンボジアNPO Water Environment Venture Co,Ltd
研究課題の概要  カンボジア王国では、農村部において安全な水へアクセス可能な人口が2割に満たないという社会課題がある。本研究では、名古屋大学と三重大学が有する深紫外LEDを用いた水質汚濁改善の技術を展開し、その解決を狙う。深紫外LEDの社会実装への課題は、現状LEDの価格が高く素子単価あたりの出力(mW/円)が低いことである。そのため、深紫外LEDの高出力化に向けた要素技術開発を行う。同時に、LEDメーカーなどと協力して同国での水質検査や水殺菌実証研究などの現地試験を行い、地域課題を把握する。また、同国の政府関係機関や水殺菌装置メーカーおよび代理店へのヒアリングを通して、現地ニーズを抽出する。これには王立プノンペン大学を窓口として、同国の政府関係機関、水道事業者、NPO法人などが参画する。以上の取り組みを通して、日本発の深紫外LED技術の水処理への応用を加速し、SDGsの安全な水を中心とする課題解決を支援する。
研究体制図
実施報告書 令和3年度(352KB)
令和2年度(470KB)
評価報告書 評価報告書(107KB)
関連URL 名古屋大学 未来エレクトロニクス集積研究センター(CIRFE)
名古屋大学 未来材料・システム研究所(IMaSS)
三重大学