SCIENCE AGORA

■サイエンスアゴラ2021 その後

特別企画「#AR三兄弟への依頼状」でいただいた質問に対する出展者からの回答

2022.03.31

JST「科学と社会」推進部

サイエンスアゴラ2021をともに盛り上げてくれたAR三兄弟と連携した特別企画「#AR三兄弟への依頼状」。Twitterを通じて募集した科学にまつわる素朴なギモンのうち、AR三兄弟の皆さんが「これは気になる…」と唸らされた質問について、出展者からいただいた回答をご紹介します。

企画趣旨と質問募集のツイート

1-1. Kazuyoshi Shimadaさん(@smd0110)からのご質問

・回答者:小野裕一さん(東北大学 災害科学国際研究所 教授)

・回答内容:

「災害は忘れた頃にやってくる」
それなら
「災害は忘れなければやってこない」
を世界防災フォーラムのキャッチフレーズにしております。

もちろん、地震や津波や台風などの自然の脅威がなくなることはありませんが、教訓を活かして忘れずに防災を怠らなければ、自然の脅威を脅威のままに抑えて災害とならないようなことは可能、或いは災害を最小限に抑えることは可能だからです。

忘れないための工夫はたくさんあると思います。
そのために、World Bosai Walk, Tohoku+10というイベントで、福島いわきから青森八戸まで東北の沿岸部を徒歩で北上しています。
https://worldbosaiforum.com/bosaiwalk/external_icon
※後半が2022年4月9日(土)~4月23日(土)にかけて行われる予定です。

・企画名:包括的な災害リスクのプロアクティブアラートに基づくインクルーシブ防災の実現

・出展者:東北大学 災害科学国際研究所

・企画概要:https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2021/session/07-e13.html

2-2. まきさん(@makipplee)からのご質問

・回答者:上田壮一さん(一般社団法人Think the Earth 理事)

・回答内容:

なかなか回答は難しいですね。条件が違えば変わりますし、正解があるわけではありませんから。
ただ、マイボトルはどのように作られているか、洗剤はどのように作られているか、作っている会社は環境や社会にどのような考えを持っていて、どのような配慮をしているか、調べてみるのはどうでしょうか。質問者さんにとって、より良い選択肢が見つかると思います。
実際、より環境に配慮したボトルや、環境負荷の少ない洗剤を作っているメーカーはあるので、ぜひ探してみてください。
※上田さんよりご紹介いただいた一例
https://www.saraya.com/csr/env/index.htmlexternal_icon

・企画名:STI for SDGs ~地域の社会課題解決を目指して~

・出展者:JST

・企画概要:https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2021/session/03-b19.html

1-3. メヒアさん(@MejiaHRKing)からのご質問

・回答者:田中寛人さん(いなか伝承社 代表)、松井崇さん(株式会社昆虫食のentomo 代表取締役)、渡部宏さん(昆虫科学研究センターISRC 代表/帝塚山大学 非常勤講師)、松井欣也さん(東大阪大学短期大学部 実践食物学科 教授)

・回答内容:

「体に劇的に良くてマズイものなら、ミツバチのプロポリスでいいんじゃないでしょうか?
名前だけ独り歩きしていますが、実は身近な昆虫(今はミツバチも減ってきてますが・・・)体に良いけど医薬品じゃないのと、原液試すのは自己責任で(田中より回答)」
※ご紹介いただいた一例
https://sizenkan.com/2530external_icon

「機会がありましたら是非次回開催したいです!(カマキリ先生こと渡部より)」

・企画名:昆虫食学園 ビジョン2021開校!~虫を食べる4人の先生~

・出展者:私立昆虫食学園

・企画概要:https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2021/session/03-d15.html

1-4. 理系の森さん(@rikeinomori)からのご質問

・回答者:JST戦略研究推進部

・回答内容:

セッション登壇者の栗原聡さん(慶應義塾大学共生知能創発社会研究センター・センター長)が、以下の報告書の中で述べられている内容が、ご質問に沿っていると思いますので、ぜひご覧ください。
https://www.jst.go.jp/sis/co-creation/items/create_future2021.pdf#page=21(PDF: 3.5MB)
※JST報告書「課題解決の対話から2050年に向けてつむぐ『来るだろう未来』から『つくりたい未来』へ」(2021年3月公開)

・企画名:人とAIとの共生:日本型AIにおける人間中心とは?

・出展者:JST戦略研究推進部ICTグループ

・企画概要:https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2021/session/03-e17.html

1-5. 中能 ひろみさん(@almitora)からのご質問

・回答者:JST低炭素社会戦略センター(LCS)

・回答内容:

大変申し訳ないのですが、人間の食欲とメタン排出の関係などに関する話題は持ち合わせがございません。メタンに関してのみで言えば、LCSではメタン発酵等について提案書をいくつか発行しております。
提案書「バイオマス廃棄物のメタン発酵」(PDF: 640KB)

以下ページの「バイオマス利用」にチェックを入れますと関連提案書がソートされます。ご参考まで。
https://www.jst.go.jp/lcs/proposals/index.html

・企画名:みんなで語ろうカーボンニュートラルの社会と暮らし

・出展者:JST低炭素社会戦略センター(LCS)

・企画概要:https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2021/session/06-a15.html

2-1. AR三兄弟(@ar3bros)の長男・川田十夢さんからのご質問①

・回答者:Yamapantsu(Naokiyamamo.to)さん(@yamapantsu)

・回答内容:

・企画名:もし「未来」という教科があったら、どんな授業??

・出展者:未来研究プログラム

・企画概要:https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2021/session/03-a17.html

2-2. AR三兄弟(@ar3bros)の長男・川田十夢さんからのご質問②

・回答者:理系の森さん(@rikeinomori)

・回答内容:

詳しくは三名のパネラーに個々に聞いて回答します。ただ、パネラーの高山さんが動画で語っていた初動が私はオススメです(動画は下方の「出展概要」からご覧いただけます)。

「何が好物か、聞く」
どんな食べ物を食べているのか。それが、人間に相当するなら、逃げるの一択、です。(樋口)

「インディアン・ラブ・コール」という曲を聞かせると、いいみたいですよ。古いネタですが。(パネラーの藤崎慎吾先生)
https://youtu.be/684UFG52JNYexternal_icon

いきなりの直接接触や, 手のしぐさ,顔の表情などは危険でしょうね。音楽や音も, 種類によってはMars AttacksやQuiet Placeみたいになるかもしれません。 まず2進法で数(1,2,3...)を数えるところからでしょうか。(パネラーの小林憲正さん)

・企画名:宇宙の生物と対話しよう

・出展者:理系の森ラジオ制作チーム

・企画概要:https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2021/session/y-11.html

2-3. AR三兄弟(@ar3bros)の長男・川田十夢さんからのご質問③

・回答者:ACADEMIJAN(はくぶつかん✕テクタイル)さん(@ACADEMIJAN)

・回答内容:

・企画名:博物館×テクタイル~大昔の生き物と私たちの暮らし

・出展者:ACADEMIJAN(CoSTEP16期有志の会)

・企画概要:https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2021/session/03-c19.html

出展者取材記事など一覧

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