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2021年11月3日(水・祝)7日(日)

《プレアゴラ》10月10日(日)11日(月)

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No.06-A1511月6日(土)15:00~17:00

みんなで語ろうカーボンニュートラルの社会と暮らし

Carbon-Neutral Society and Life: Let's All Talk!

科学技術振興機構 低炭素社会戦略センター(LCS)
Center for Low Carbon Society Strategy, Japan Science and Technology Agency

企画概要

「カーボンニュートラル」「脱炭素」「ゼロエミッション」、最近そんな単語を目にしませんか? 地球温暖化を抑えるため、日本は、2050年カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出を差引ゼロ)を表明しています。

本企画では、30年後に中心的な役割を担う世代として高校生に登壇いただき、2050年の社会像の予想や科学技術が果たす役割・可能性などについて対話をしていきます。

登壇者プロフィール

総合司会:
越 光男 

科学技術振興機構(JST)低炭素社会戦略センター(LCS) 副センター長

コーディネーター:
森 俊介 

科学技術振興機構(JST)低炭素社会戦略センター(LCS) 研究統括

コメンテーター:
磐田 朋子 

芝浦工業大学システム理工学部 准教授/JST-LCS客員研究員

コメンテーター:
井口 喜一郎 

横浜国立大学環境情報学府 修士課程

スピーカー:
九里学園高等学校チーム

山形県米沢市にある私立高校です。

スピーカー:
灘高等学校チーム

兵庫県神戸市にある私立高校です。

スピーカー:
芝浦工業大学附属中学高等学校チーム

東京都江東区にある私立中学校・高等学校です。

プログラム

15:00

イントロダクション・出演者紹介

15:05

カーボンニュートラルを支える科学技術 [森 俊介/磐田 朋子]

15:25

2050年ってどんな未来? [高校生からの発表]

15:50

明るく豊かな社会を考える(議論)

※ 視聴者からの質問・コメントも取り上げる予定です。

16:25

まとめ

16:30

交流時間

出展レポート

セッションで話し合った未来像

明るく豊かなカーボンニュートラルの社会、エネルギーを地産地消するコンパクトな社会、経済にも環境にも優しいスマート社会、「高くても環境によいものを選ぶ」という価値観とこれを支える所得のゆとりを持てる社会、ゴミと資源を循環させる循環型社会、物を所有するのではなく利用することに価値を見いだす社会

セッションでの意見、論点

  • 環境負荷が少ない製品に置き換える際は、多くの場合でコストアップの問題が発生する。
  • 付加価値の高い製品・サービスを創造すれば、ビジネスの種となり、人口減少は止めることが出来なくても日本の繁栄は維持できるのではないか。
  • 環境負荷が少ない生活では、利便性の低下を我慢しないといけないのだろうか。我慢するという意識ではなく、カーボンニュートラルに向けたライフスタイルを送ることができるか。
  • 経済と低炭素の両方が社会の基軸になったとき、社会制度や輸出入の方法にはどんな影響がでるだろうか。
  • 個々の意識変化も必要だが考え方は人それぞれであり、最後は政策誘導に期待するしかないのではないか。その場合、政策をいかに合理的かつ正しい方向性で立案するのか。
  • 物を所有する社会から持たない社会へ、若い世代の意識・価値観は変わって来ているか。

セッションで出たキーワード

カーボンニュートラル、低炭素、脱炭素、準コンパクトシティ、地産地消、地方の活性化、ZEH、ZEB、家電製品等の消費電力・炭素排出量の情報開示、環境意識と所得のゆとり、リサイクル・再資源化、サーキュラーエコノミー、サブスクリプション、シェアリングエコノミー

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