SCIENCE AGORA

概要

企画タイトル 黒ラブ&本田の科学コミュニケーターいらっしゃい!
Title Under Kuro Rabu and Honda Science communicators, please gather together
企画概要 科学コミュニケータに焦点を当て、様々な科学コミュニケーションをやわらかく議論してゆく珍しい企画! 科学コミュニケータ2人をメインMCとして、ゲストで代わり替わり複数訪れる科学コミュニケータと楽しく、時には真剣にトーク! 科学コミュニケータという役割の人は、どんな活動をして、何を考えているのか、どう社会と動くべきかを、「リスコミ」、「アウトリーチ」、「職業としての現状」など幅広いテーマを題材にします!
出展者名 大学の先生芸人 黒ラブ教授と本田隆行
Exhibitor Kuro Rabu Professor and Honda Takayuki
企画番号 1503
配信日時 11月15日(日)12:00-14:00
登壇者プロフィール

    黒ラブ教授
    (大学の先生芸人@吉本興業×国立科学博物館認定サイエンスコミュニケータ×東京大学大学院情報学環客員研究員×とある大学の教員)
    吉本興業になぜかいる科学コミュニケーター(笑)。主催者。 大学レベルの科学やSDGs×科学技術を、わかりやすく、笑いを入れた漫談で伝える。 全国でお笑い科学ライブ、講演、本、TV、レディオなどで活動。累計1000を超えるイベントをこなす。黒ラブ教授で検索してね。

    本田 隆行
    大学時代の専攻は地球惑星科学。地方公務員事務職・国立の科学館勤務を経て、国内でも稀有なフリーランスの科学コミュニケーターとして活動中。 展示プランニングや科学実演の実施・監修、大学講師やイベントファシリテーター、執筆業など何でもこなす。 著書に「宇宙・天文で働く」(ぺりかん社 2018)。

    古澤 輝由(ふるさわきよし)(大学で科学コミュニケーションを教えている人+イグノーベル賞で有名な人(イグおじさん))
    立教大学理学部 特任准教授。PICO factory Japan 代表。知識流動システム研究所 フェロー。 私立高校で生物教師として教鞭を執る傍ら、音楽ライター、ミュージシャンとしても活動。2011 年 より、青年海外協力隊としてアフリカ、マラウイ共和国に赴任。 理科教師、教育アドバイザーとして活動しつつ、有志で「実験を組み込んだ科学劇団:PICO factory」を結成。 帰国後、日本科学未来館 科学コミュニケーター、北海道大学 CoSTEP 特任助教を経て現職。近年では「イグ・ノーベルおじさん」として暗躍。 本人は受賞していない。節操のないことが取り柄と信じ「まとまりのない経験をまとめて活かす」がモットー。

    詫摩 雅子(生命科学系の記事を書く人。日本科学未来館の「わかんないよね新型コロナ」担当者)
    日経サイエンスで生命科学系の記事を担当する人から、日本科学未来館のトークイベントなどの企画する人に。 「仕事は楽しく」が信条なのに、生命倫理や現在進行形の感染症のようなタフなテーマを扱うことも……。 アマミノクロウサギが好きです。
    ツイッター:https://twitter.com/shima_usa96

    福成 海央(オランダで日本人に対し科学コミュニケーションする人)
    鹿児島県環境技術協会、日本科学未来館を経て、2016年よりオランダ在住。 現在は日本語でのサイエンスワークショップ、プログラミング教室を中心に、主に在蘭邦人向けの科学コミュニケーション活動を行っている。 趣味はミュージアム巡り。好きなオランダの食べ物はストロープワッフル。

    横山 明日希(算数数学の楽しさを伝える数学のお兄さん)
    数学、算数の楽しさを伝えるため大学生の時から「数学のお兄さん」として活動、全国数百か所でで講演やイベントを実施。 株式会社math channelを起業し、講座、問題制作、書籍、動画配信などで算数数学コンテンツを提供。 日本お笑い数学協会の副会長、幼児さんすうシニアインストラクターとしても活動中。2017年サイエンスアゴラ賞受賞。 書籍の最新刊は『文系もハマる数学』(青春プレイブックス)。

    羽村 太雅(空きアパートをDIYで科学館にした)
    この冬に猟師になろうとしている 手作り科学館 Exedra 館長/一般社団法人サイエンスエデュケーションラボ 理事長/旅行業務取扱管理者/大学 非常勤講師/柏市 社会教育委員&図書館協議会委員/レザークラフト作家…なにもの?!。 専門は地球惑星科学で、翻訳したアメリカの物理コミックが12月3日に発売(くもんのSTEMナビ サイエンス 5巻同時刊行)。 学生時代に柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)を立ち上げ、地域貢献で東大新領域研究科長賞、起業家として千葉県知事賞など、受賞多数。 テレビ・新聞・雑誌など登場多数。探してね。

    樋江井 哲郎(文系あがりの、なんちゃって理系、色々歴任して今は睡眠系のベンチャーで事業をつくる人)
    日本科学未来館で社会と科学をつなげる科学コミュニケーターとして修業を重ねた後、皆が安心して眠れる社会づくりがしたいと筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の広報に。 同機構では100人以上の研究者が睡眠の謎の解明に奮闘し、日々イノベーティブな研究成果が生まれている。 その姿を見ているうちに、これらの研究成果を社会実装すれば社会はめちゃくちゃ良くなるのではないかと思い始める。 ちょうど同機構発ベンチャー企業のS’UIMIN が立ちあがったため、2018年に完全に勢いで参画。 右も左もわからないまま睡眠計測サービスInSomnografを開発し、上市に成功。現在は取締役事業本部長として同サービスの成長を牽引している。
プログラム
  • 12:00 オープニング

  • 12:15 ゲストをよんでテーマ30分トーク①
        「非常時(リスコミ)」非常時における科学コミュニケーターの役割
    古澤輝由さん(大学で科学コミュニケーションを教えている人+イグノーベル賞で有名な人(イグおじさん)))
    詫摩雅子さん (生命科学系の記事を書く人。日本科学未来館の「わかんないよね新型コロナ」担当の人)

  • 12:50 ゲストをよんでテーマ30分トーク②
        「通常時(アウトリーチ/エンタメ)」
    福成 海央さん(オランダで日本人に対し科学コミュニケーションする人)
    横山 明日希さん (算数数学の楽しさを伝える数学のお兄さん)

  • 13:25 ゲストをよんでテーマ30分トーク③
        「職業/職能としてのSC」
    羽村太雅 さん(空きアパートをDIYで科学館にした人)
    樋江井 哲郎さん (文系あがりの、なんちゃって理系、色々歴任して今は睡眠系のベンチャーで事業をつくる人)

  • 13:55 エンディング

出展レポート

出展企画内で行われた対話の内容や今後の活動における課題や展望

科学コミュニケータとは?どんな人か?
科学コミュニケーションって?
リスクコミュニケーションとの違いは?
リスクに全員の科学コミュニケータが対応すべきか?
専門家なら専門に、専門ではないなら、聞き手がどう聞けばいいのかに着目するといい。
動かないコミュニケータもいてそれはそれで絶対いいのでは?
未来館ではどのような経緯でコロナイベントができたのか?
通常時のSCでどのような活動をして、動機は?
何をもってSCの成功をはかっているのか?
活動による損失は出せないので、サスティナブルにするために、どのように最低限の利益を出すか?その思考も必要。好きなら広げるだけではダメ。
海外のSC、違いは?
起業家?職業として、そして職能(副業、ボランティア)として科学コミュニケータ、それぞれの在り方とは?
短時間でかなり幅広く扱えたと思います。

意外と科学コミュニケータ同士は会話をしない状態です。また科学コミュニケータというのは世間的には知られてない状態です。 参加者、私達自身も科学コミュニケータとは?科学コミュニケーションとは?具体的な共通な認識が得られたと思います。 これから共創の場を作るための科学コミュニケーション的な環境づくりにより寄与できたと考える。

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