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疾患・組織別実用化研究拠点(拠点B)

 
採択年度 平成25年度
拠点名 培養腸上皮幹細胞を用いた炎症性腸疾患に対する粘膜再生治療の開発拠点
代表機関 東京医科歯科大学
拠点長
(所属 役職 氏名)
大学院医歯学総合研究科 教授 渡辺 守
分担機関 慶應義塾大学
概要 本拠点では腸管難病である炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)に対し、腸上皮幹細胞培養・移植技術、並びに消化管内視鏡による治療技術を統合した腸上皮再生治療の開発を行う。炎症性腸疾患は国内に17万人を超える患者がおり、今なお増加・難治化の一途である。本疾患の治療には粘膜上皮の再生が極めて重要であり、腸上皮を速やかに再生し得る治療法の開発が重要な課題となっている。本拠点では1)内視鏡生検組織を用いた腸上皮幹細胞培養法の効率化、2)腸上皮幹細胞のデリバリー技術開発、及び動物モデルを用いた生着機能評価と安全性評価を行い、炎症性腸疾患に対する腸上皮再生治療を目指す。
参考 再生医療実現拠点ネットワークプログラム キックオフシンポジウム 発表ポスター(平成25年8月)(PDF:1.1MB)
再生医療実現拠点ネットワークプログラム 平成26年度公開シンポジウム 発表ポスター(平成27年1月)(PDF:1.8MB)
 
採択年度 平成25年度
拠点名 iPS細胞を用いた代謝性臓器の創出技術開発拠点
代表機関 横浜市立大学
拠点長
(所属 役職 氏名)
大学院医学研究科 教授 谷口 英樹
分担機関 (独)国立成育医療研究センター、(株)クラレ、味の素(株)、積水メディカル(株)
概要 本拠点は、ヒトiPS細胞を用いた臓器創出法を開発することにより、難治性肝疾患に起因する肝不全に対する再生医療の実現化を目指す。肝不全は致死的な病態であり、肝臓移植のみが唯一の救命手段である。しかしながら、世界的にドナー臓器の不足は明らかであり、iPS細胞から治療用ヒト臓器を人為的に創出するための技術開発が吃緊の解決課題となっている。本拠点では、これまでに器官発生プロセスを模倣することによりヒトiPS細胞から肝臓原基(肝芽)の創出を可能とする革新的な三次元培養技術を確立してきた。そこで本研究は、前臨床研究のためのヒトiPS細胞由来肝芽の大量調製・品質評価・移植操作技術、POC(Proof of Concept)の取得、中型動物での機能性評価等を実施することにより、臨床グレードの移植用ヒト肝臓の製造工程を構築し、肝不全に対する臨床応用の早期実現を目指す。
参考 再生医療実現拠点ネットワークプログラム キックオフシンポジウム 発表ポスター(平成25年8月)(PDF:341KB)
再生医療実現拠点ネットワークプログラム 平成26年度公開シンポジウム 発表ポスター(平成27年1月)(PDF:1.7MB)
 
採択年度 平成25年度
拠点名 NKT細胞再生によるがん免疫治療技術開発拠点
代表機関 (独)理化学研究所
拠点長
(所属 役職 氏名)
統合生命医科学研究センター グループディレクター 古関 明彦
分担機関 千葉大学、慶應義塾大学、(独)国立病院機構本部総合研究センター
概要 本拠点は、iPS細胞技術を用いてNKT細胞を再生する技術を開発し、iPS細胞由来NKT細胞を用いたがん治療技術の開発と臨床応用を目指す。NKT細胞は、強い抗腫瘍活性を有するTリンパ球であり、その活性化療法は、すでに先端医療として承認されている。しかしながら、担がん状態に伴ってNKT細胞は減少したり機能不全に陥るため、NKT細胞標的療法の適応となる患者は一部に限局される。本研究では、NKT細胞をiPS 細胞技術を活用して増幅・誘導する技術を開発し、機能的なNKT細胞の補充による適応拡大を試みる。今までに、モデル動物を用いてiPS 細胞に由来するNKT細胞が十分な抗腫瘍活性を発揮することを、立証してきた。技術開発期間に、ヒトNKT細胞に由来するiPS細胞を樹立し、それらを治療目的に十分数のNKT細胞へと再分化させる技術を確立する。その後に、iPS細胞由来NKT細胞を用いた細胞療法の安全性と有効性を非臨床試験により検証した上で、頭頸部腫瘍、進行肺がん等を標的とした臨床応用を目指す。
参考 再生医療実現拠点ネットワークプログラム キックオフシンポジウム 発表ポスター(平成25年8月)(PDF:376KB)
再生医療実現拠点ネットワークプログラム 平成26年度公開シンポジウム 発表ポスター(平成27年1月)(PDF:719KB)
 
採択年度 平成25年度
拠点名 iPS細胞由来軟骨細胞を用いた軟骨疾患再生治療法の開発拠点
代表機関 京都大学
拠点長
(所属 役職 氏名)
iPS細胞研究所 教授 妻木 範行
分担機関 大阪大学、東京大学
概要 本拠点はiPS細胞ストックから軟骨細胞を分化誘導し、関節軟骨損傷と顔面軟骨先天性欠損に対する再生医療の実現を目指す。関節軟骨・顔面軟骨の欠損に対して、自家軟骨細胞移植が行われているが、移植細胞の品質と数は十分とは言えず、広くは普及していない。また、大型の軟骨を作製する場合には、新規足場の開発も必要である。本研究は、iPS細胞ストックから高品質な軟骨細胞を分化誘導する方法を開発する。iPS細胞から分化誘導した軟骨細胞の有効性と安全性を検証し、その凍結保存方法の開発、HLAホモiPS細胞由来軟骨細胞の有効性の確認、動物軟骨欠損モデルを用いた前臨床試験を行う。限局した関節軟骨欠損に対して臨床試験を行った後に、より重症の関節軟骨損傷および顔面軟骨先天性欠損に対する臨床試験へと進み、軟骨疾患に対するiPS細胞由来軟骨細胞移植の実用化を達成する。
参考 再生医療実現拠点ネットワークプログラム キックオフシンポジウム 発表ポスター(平成25年8月)(PDF:180KB)
再生医療実現拠点ネットワークプログラム 平成26年度公開シンポジウム 発表ポスター(平成27年1月)(PDF:897KB)
 
採択年度 平成25年度
拠点名 iPS細胞を基盤とする次世代型膵島移植療法の開発拠点
代表機関 東京大学
拠点長
(所属 役職 氏名)
分子細胞生物学研究所 教授 宮島 篤
分担機関 (独)国立国際医療研究センター、(公財)実験動物中央研究所、(株)カネカ
概要 本拠点ではヒトiPS細胞から機能的膵島を作製し、重症インスリン依存性糖尿病に対する治療法の開発を行う。膵島移植は重症インスリン依存性糖尿病に対する根治的治療法ではあるが、絶対的なドナー不足と移植後の継続的な免疫抑制剤の使用による重篤な副作用や高額医療費等の重大な問題がある。そこでiPS細胞を効率的に膵島へと分化誘導するシステムおよびそれを基にした膵島大量調製法の開発、さらに膵島を免疫隔離膜で被覆して移植することで免疫抑制剤を不要とする移植法の開発を技術開発期間で行う。本格実施期間では、臨床グレードの膵島調製体制の整備と膵島グラフトの有効性・安全性の評価を行い、早期の臨床研究を目指す。
参考 再生医療実現拠点ネットワークプログラム キックオフシンポジウム 発表ポスター(平成25年8月)(PDF:237KB)
再生医療実現拠点ネットワークプログラム 平成26年度公開シンポジウム 発表ポスター(平成27年1月)(PDF:741KB)
再生医療実現拠点ネットワークプログラム
国立研究開発法人
日本医療研究開発機構(AMED)
戦略推進部 再生医療研究課
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電話:03-6870-2220
E-Mail:saisei-ML@amed.go.jp
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