メディアの存在価値

メディアの存在価値

科学者とメディアをつなぐ取り組みをおこなっている組織は、欧米各国にすでにいくつかあります。このプロジェクトでは、イギリスの例を参考にした上で、日本の現状にふさわしい組織作りをおこないました。海外の機関はおもに、民間企業の寄付金で運営されています。しかし、日本では企業からの寄付はあまり期待できず、運営資金の調達は今後大きな課題となります。
メディアが科学を伝え、社会で科学に関する議論が高まる。このことの意義に賛同してくれる人は多いでしょうが、資金援助など実際的なサポートとなるとむずかしそうです。この事実は、社会におけるメディアの役割を改めて問う大きな問題であるようにも思われます。
memb_titleこのプロジェクトに参加した主なメンバー
瀬川至朗早稲田大学政治経済学術院 教授[研究代表者]movie
難波美帆早稲田大学政治学研究科ジャーナリズムコース 准教授
田中幹人早稲田大学政治学研究科ジャーナリスムコース 准教授
角林元子早稲田大学政治学研究科 研究助手movie
永井健太郎早稲田大学政治学研究科博士課程movie
野地実穂一般社団法人サイエンス・メディア・センター スタッフ

2012年9月30日をもちまして、領域の活動は終了致しました。