自閉症のかたに
かかわる人たちと
自閉症にやさしい
社会をつくる
自閉症とは、人とのかかわりやコミュニケーションに困難が生じる障害です。最近は脳の機能障害の一種だと言われていて、診断や治療法の研究も進んでいますが、医学的にわからないことがまだまだ多いのが現状です。親の愛情不足によって起きるという誤った偏見も根強くあります。それだけに自閉症の人も、その家族も、治療法から暮らし方にいたるまで悩みはつきません。
このプロジェクトは、自閉症の人やその家族や、かかわる人すべての人たちと、悩みをわかちあい、ともに生きていく社会をつくろうとするものです。専門家による最先端の研究と、地元の人の話し合いや工夫の積み重ねを組み合わせることによって、自閉症にやさしい社会の実現を目指しました。
研究プロジェクト「自閉症にやさしい社会:共生と治療の調和の模索」
研究代表者:大井 学(金沢大学人間社会研究域学校教育系 教授)

2012年9月30日をもちまして、領域の活動は終了致しました。