ハンドブックの作成

ハンドブックの作成

このプロジェクトの成果は大きく2つになります。1つは、ハンドブックの作成です。これは、裁判とは何か、科学とは何か、というおおもとの問題から解きほぐし、法廷で科学が扱われるときに、知っておいたほうがよいことをコンパクトにまとめたものです。実際に科学裁判に直面した法律家と科学者が読んで役に立つことを目指して作成されました。もう1つは、法律家と科学者が対話する場所を設けることです。公式サイト上での意見交換、研究会やワークショップ、シンポジウムの開催などです。海外に学ぶこともおこなっています。これらとハンドブックを組み合わせた活動を続け、法律家と科学者のコミュニケーションのくい違いを埋めていきたいと考えています。適切な形で科学が法的な判断に使われるためには、まだまだ対話が必要です。法律家と科学者、お互いをもっと理解し、双方が意識を変えていくことが重要です。
memb_titleこのプロジェクトに参加した主なメンバー
中村多美子弁護士法人リブラ法律事務所 弁護士[研究代表者]
本堂 毅東北大学大学院理学研究科 准教授movie
松原克志常磐大学国際学部 教授movie

2012年9月30日をもちまして、領域の活動は終了致しました。