ゲノムコホート研究に
協力する人たちと
科学研究の新しい関係をつくる
滋賀県長浜市では、京都大学がおこなうゲノムコホート研究に地域全体で協力しています。研究の成果を健康づくりに役立て、研究者との交流によって市民が学び、まちづくりにつなげているという点では、協力というレベルを超えた研究への主体的な参加、あるいはともに研究をおこなっていると言えるかもしれません。
このプロジェクトは、全国でもめずらしいこの試みを推進していくうえでのルールを作りました。遺伝子データは個人情報であり、その保護と活用にはさまざまな配慮が必要ですが、ルールの完成度とは別に、人と人とのつながりから生まれる信頼や意識改革が大切であることを発見しました。
研究プロジェクト「地域に開かれたゲノム疫学研究のためのながはまルール」
研究代表者:明石圭子(長浜市健康福祉部健康推進課 参事)

2012年9月30日をもちまして、領域の活動は終了致しました。