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天気をあやつる? ~Eテレ映像と実験でのぞき見る気象研究の未来~

イベントは終了しました。後日動画を公開予定です。

開催趣旨

天気を人間が自由にあやつることは、可能だと思いますか?

NHK Eテレの貴重な映像や実験ステージを通じて気象の基本を学びながら、気象制御に向けてとりくむ研究者と一緒に気象研究の未来について語る、体験型のトークイベントを開催します。

ムーンショット目標8では、台風や豪雨といった極端気象のタイミングや範囲を既存の防災インフラで対応できる範囲に抑える気象制御を実現することで、極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会の実現を目指しています。気象制御の研究では、気象予測技術の向上や開発だけでなく、社会がどのように研究開発を受けとめ、合意形成していくかを考えることも重要です。

今回のイベントでは、NHK Eテレの映像やNPO法人ガリレオ工房の実験ステージ・参加者の手元での実験を通じて、気象の基本や昨今の豪雨被害を紹介するとともに、日本科学未来館の科学コミュニケーターも交えた目標8の研究者とイベント参加者との直接対話を通じて、みなさんとともに気象研究の未来について考えていきます。

開催概要

日時 [終了しました] 2024年3月31日(日) 13:30~15:30
会場 日本科学未来館 1階 シンボルゾーン
東京都江東区青海2-3-6
日本科学未来館地図
参加費 無料 ※常設展やドームシアターの鑑賞は別料金
主催 国立研究開発法人科学技術振興機構
共催 内閣府、文部科学省
協力 NHKエデュケーショナル
後援 東京都教育委員会、東京臨海副都心まちづくり協議会、NHK
言語 日本語
撮影について

本イベントは撮影し、後日JSTのYouTubeチャンネルにてアーカイブ配信を予定しています。
イベント中に撮影した動画や写真は、広報や研究活動に利用させていただく場合があります。

タイムテーブル(敬称略)
13:30~15:30

第1部 「なんで雨は降るの? ~映像とガリレオ工房の実験で体感する気象のキホン~」

Eテレの貴重な映像や科学の楽しさを伝える活動に取り組んでいるNPO法人ガリレオ工房制作の実験ステージを参加者全員が体験することにより、気象の基礎知識を理解します。

登壇者
滝川 洋二(NPO法人ガリレオ工房)
早川 詩音(NPO法人ガリレオ工房)
同上

第2部 「どこまで気象は激しくなるの? ~映像で見る豪雨災害の激甚化~」

昨今の豪雨被害の状況を映像やデータを用いて理解します。また、台風が発生するメカニズムなどについて、研究者から紹介します。

登壇者
筆保 弘徳(横浜国立大学)
同上

第3部 「2050年のてるてる坊主 ~研究者と語る気象研究の未来~」

ムーンショット目標8で研究を推進している研究者から、2050年に目指していることや、最新の研究成果、研究開発の喜びや苦労をうかがいます。そのうえで、科学技術を社会がどのように受けとめ、いかに合意形成していくか、研究者とともに考えていきます。

登壇者
山口 弘誠(京都大学)
三好 建正(理化学研究所)

登壇者

滝川 洋二

滝川 洋二NPO法人ガリレオ工房 名誉理事長

早川 詩音

早川 詩音NPO法人ガリレオ工房 理事

プロジェクトマネージャー 筆保 弘徳

プロジェクトマネージャー筆保 弘徳横浜国立大学 総合学術高等研究院 台風科学技術研究センター長

プロジェクトマネージャー 山口 弘誠

プロジェクトマネージャー山口 弘誠京都大学 防災研究所 准教授

プログラムディレクター 三好 建正

プログラムディレクター三好 建正理化学研究所 計算科学研究センター 
チームリーダー

サイドイベントも開催します!(事前申し込み不要)

時間 15:30~17:00
場所 日本科学未来館 1階
 

イベント終了後、目標8の研究者が日頃どのような活動をしているのか、各プロジェクトの研究者と対話をしながら、研究の様子を知ることができるサイドイベントを開催します。日常の研究風景の展示や、台風下の海面がどのような挙動をしているかを観察できる模型の展示、研究者自らが出題する気象に関するクイズなどを実施します。

お問い合わせ

科学技術振興機構 ムーンショット型研究開発事業部 目標8担当
E-mail:moonshot-goal8メールアドレスjst.go.jp