プロジェクト紹介
 
    
  概要
本プロジェクトでは、ゲリラ豪雨と線状対流系豪雨に対して、強度や頻度を抑制するための研究開発に取り組みます。数値気象モデル・現地観測・室内実験をベースとして、豪雨発生の根っこを弱めるための複数種類の工学的手法を開発します。さらに、それらを多時点・多段階的に実行し、かつ、豪雨制御による影響評価と社会受容性を考慮したリアルタイム制御システムを構築します。2050年には、人が自然の懐に住んでいるという意識が浸透し、豪雨制御技術が自然と親和する未来社会の形成に貢献することを目指します。

2032年のマイルストーン
複数の操作手法を併用することでより効果的に豪雨を抑制できることを示し、小規模な屋外実験で得られた知見をフィードバックさせた制御手法を構築することで、具体的な運用パッケージ例を提示します。減災効果をベースとした社会的価値のある制御の目的関数を設定します。
2027年のマイルストーン
運用が可能で経済合理性のある現実的な操作によって豪雨を抑制できることを数値シミュレーションによって示します。減災効果を定量的に示し、減災に必要となる制御の目的関数を設定します。小規模屋外実験の準備を開始します。
研究開発項目(クリックすると、それぞれの成果概要ページに遷移します)
課題推進者
| 研究開発項目[1] | 竹見 哲也 | 京都大学 防災研究所 教授 | 
|---|---|---|
| 研究開発項目[1] | 山口 弘誠 | 京都大学 防災研究所 教授 | 
| 研究開発項目[1][2] | 西嶋 一欽 | 京都大学 防災研究所 教授 | 
| 研究開発項目[1] | 内田 孝紀 | 九州大学 応用力学研究所 教授 | 
| 研究開発項目[1] | 鈴木 善晴 | 法政大学 デザイン工学部 教授 | 
| 研究開発項目[1] | 島 伸一郎 | 兵庫県立大学 大学院情報科学研究科 教授 | 
| 研究開発項目[2] | 大東 忠保 | 防災科学技術研究所 極端気象災害研究領域 水・土砂防災研究部門 特別研究員 | 
| 研究開発項目[2] | 仲 ゆかり | 京都大学 防災研究所 助教 | 
| 研究開発項目[2] | 野々村 拓 | 名古屋大学 大学院工学研究科 教授 | 
| 研究開発項目[3] | 萬 和明 | 京都大学 防災研究所 准教授 | 
| 研究開発項目[3] | 田中 智大 | 京都大学 防災研究所 准教授 | 
| 研究開発項目[3] | 羽鳥 剛史 | 愛媛大学 社会共創学部 教授 | 
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- プロジェクト概要(406KB)
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