『ミャンマーの地震災害に対する橋梁構造物強靭化へ向けた課題抽出のための大型共同実験』

研究代表者名(所属機関)
  • 古川 愛子 准教授
    京都大学 工学研究科 都市社会工学専攻 地震ライフライン工学研究室
共同研究者
杉浦 邦征 教授
京都大学 地球環境学堂 都市基盤エンジニアリング論研究室
高橋 良和 教授
京都大学 工学研究科 社会基盤工学専攻 構造ダイナミクス研究室
研究参加者
清野 純史 教授
京都大学 工学研究科 都市社会工学専攻 地震ライフライン工学研究室
北根 安雄 准教授
京都大学 工学研究科 社会基盤工学専攻 構造力学研究室
五井 良直 助教
京都大学 工学研究科 社会基盤工学専攻 構造力学研究室
植村 佳大
京都大学 工学研究科 社会基盤工学専攻 構造ダイナミクス研究室
国際コーディネーター
清野 純史 教授
京都大学 工学研究科 都市社会工学専攻 地震ライフライン工学研究室
国内研究機関 京都大学
国内協力機関
相手国 ミャンマー連邦共和国
相手国研究機関
相手国協力機関 ヤンゴン工科大学
外部支援機関 JICA・EEHEプロジェクト、マンダレー工科大学、JFEスチール
研究課題の概要  本研究は、ミャンマーのインフラの中でも特に重要な橋梁構造物である鋼製橋梁やコンクリート橋脚、そして旧式の橋台や橋脚に多く見られる組積造を対象に、耐震性確保のための日本の新技術の知見を発展させながらミャンマーに適した耐震構造の開発を図るものである。現場への実装を図るため、ヤンゴン工科大学に導入された大型実験施設を利用して耐震性能評価実験を共同で行い、問題点を抽出する。老朽化や経年劣化の目立つミャンマーの社会インフラの問題解決に資する強靭化策や維持管理策を検討し、その中で産学共同研究の可能性を探りながら、成果の社会への実装を図る。SDGsの目標9の「強靭(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る」ことに貢献するとともに、目標11の「包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する」の目標にも合致するものである。以上の取り組みを通して、日本の技術による途上国の老朽インフラ対策の象徴事例を作り、同様の他の取り組みを促し、SDGsの産業と技術革新の基盤づくりの推進を支援する。
研究体制図
実施報告書 令和3年度(2,340KB)
令和2年度(300KB)
評価報告書 評価報告書(103KB)
関連URL 京都大学 工学研究科 都市社会工学専攻
研究室ウェブサイト