この研究領域は、グローバルスケールあるいはリージョナルスケールにおいて、大気・陸域・海域における水の循環の諸過程を明らかにし、水循環モデルの構築を目指すとともに、社会システムにおける水の効率的な利用に関する研究を対象とするものです。
具体的には、気候変動にともなう水資源分布の変化、人間活動が水循環に及ぼす影響に関する研究に加え、水資源の維持・利用、水循環の変化が社会システムに及ぼす影響の予測、生態系環境を維持・保全・回復する水の機能等に関する研究等が含まれます。
□沖 大幹
(東京大学生産技術研究所 助教授)
「人間活動を考慮した世界水循環・水資源モデル」
(174kb)
□木本
昌秀 (東京大学気候システム研究センター 教授)
「階層的モデリングによる広域水循環予測」
(159kb)
□楠田
哲也 (九州大学大学院工学研究院 教授)
「黄河流域の水利用・管理の高持続性化」
(187kb)
□杉田
倫明 (筑波大学地球科学系 助教授)
「北東アジア植生変遷域の水循環と生物・大気圏の相互作用の解明」
(163kb)
□寶 馨
(京都大学防災研究所 教授)
「社会変動と水循環の相互作用評価モデルの構築」
(184kb)
□中村
健治 (名古屋大学地球水循環研究センター センター長/教授)
「湿潤・乾燥大気境界層が降水システムに与える影響の解明と降水予測精度の向上」
(196kb)
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