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研究実施報告


大きな可能性を秘めた未知領域への挑戦
分子レベルの新機能発現を通じた技術革新
脳機能の解明
環境にやさしい社会の実現
資源循環・エネルギーミニマム型社会システムの構築
技術革新による活力に満ちた高齢化社会の実現

遺伝子情報に基づくたんぱく質解析を通した技術革新
先進医療の実現を目指した先端的基盤技術の探索・創出
新しい原理による高速大容量情報処理技術の構築
水の循環予測及び利用システムの構築
ナノスケールにおける融合的革新技術の構築

戦略目標
遺伝子情報に基づくたんぱく質解析を通した技術革新

ヒトゲノム計画が進む中、遺伝子の塩基配列の解析技術は飛躍的に高度化し、併せて、遺伝子情報のデータベース化が急速に展開されている。
今後、遺伝子レベルでの生命現象を理解するとともに、遺伝子情報の医療技術等への橋渡しを行うためには、これらの遺伝子情報を活用して、個々の遺伝子が作り出すたんぱく質が生体内でどのような役割を担っているのかを理解し、生命現象との係わりを解明することが重要である。
また、これらの研究は、将来的には、遺伝子情報に基づいたゲノム創薬や、高機能食物の実現、たんぱく質の高機能化、たんぱく質のデザイン等の革新技術への展開が期待される重要な分野である。
このため、戦略目標として「遺伝子情報に基づくたんぱく質解析を通した技術革新」を設定し、ポストゲノム研究の大きな柱であるたんぱく質について、その構造・機能解析を進めることにより、たんぱく質の役割を明らかにする。
なお、本戦略目標の下で行われることが想定される研究としては、例えば、たんぱく質の構造解析、たんぱく質の機能解析等が考えられる。


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研究領域 研究統括
「たんぱく質の構造・機能と発現メカニズム
−たんぱく質の機能発現メカニズムに
基づく革新的な新薬、診断技術
及び物質生産技術の創製を目指して−
大島 泰郎
(東京薬科大学生命科学部 教授)

この研究領域は、生命活動の中心的役割を担うたんぱく質の構造及び機能を明らかにしつつ、応用の可能性を探索する研究を対象とするものです。
具体的には、たんぱく質の構造解析の高度化並びにたんぱく質の動的な構造変化に立脚する触媒活性や代謝調節、情報伝達等の生体反応、発生、免疫、神経系、環境適応等の高次の生命現象のメカニズムの解明とその医薬、診断技術、物質生産への応用、変性・再生等の動的な構造と物性の変化の解析とその制御や改良技術の展開、これら研究に資する新たな測定技術や研究手法の開拓を目指す研究等が含まれます。

岩井 一宏 (大阪市立大学大学院医学研究科 教授)
「ユビキチン修飾による蛋白質機能変換機構の解析」  (144kb)

甲斐荘 正恒 (東京都立大学大学院理学研究科 教授)
「ゲノム蛋白質の高効率・高精度NMR 解析法の開発」  (159kb)

佐々木 裕次 ( Spring-8/JASRI 副主幹研究員 大阪大学蛋白質研究所 教授)
「X線1分子計測からのin-vivo 蛋白質動的構造/機能解析」  (197kb)

七田 芳則 (京都大学大学院理学研究科 教授)
「ロドプシンをモデルとしたG蛋白質共役型受容体の構造・機能解析」  (212kb)

永田 和宏 (京都大学再生医科学研究所 教授)
「小胞体におけるタンパク質の品質管理機構」  (165kb)

箱嶋 敏雄 (奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科 教授)
「タンパク質の動的複合体形成による機能制御の構造的基盤」  (167kb)

 

 

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