イベント情報

「JSTフェア2018 科学技術による未来の産業創造展」にSIP 5課題が出展
(2018年8月30日~8月31日・東京ビッグサイト)

JST単独、もしくは他機関と合同で運営するSIP 5課題(「革新的燃焼技術」、「革新的構造材料」、「エネルギーキャリア」、「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」、「レジリエントな防災・減災機能の強化」)は、「JSTフェア 科学技術による未来の産業創造展 」(2018年8月30日~8月31日・東京ビッグサイト)にブース出展しました。

会場内の展示ゾーンでは、約5年間の集大成として、SIPのプロジェクト概要ならびにJSTが管理法人をつとめる5課題の繋がりが感じられる概要パネルブースを設け、研究成果に関わる様々な成果物や解説パネルの展示とともに、各課題の研究者やスタッフが研究内容について来場者の方々に直接ご説明しました。2日間を通して、多くの方にSIPブースにお立ち寄りいただき、また、開発された機器やシステム、製造された材料サンプルや紹介模型、動画等の展示品を目にしていただく中、具体的な質問をされる姿もあり、研究者やスタッフと来場者の方々との活発な議論も見られました。

また、8月31日(金)の午後には、国土交通大臣政務官兼内閣府大臣政務官の簗和生衆議院議員がJSTフェアにお越しになり、SIPブースを視察されました。
簗衆議院議員は、「レジリエントな防災・減災機能の強化」のもと開発を進める「津波遡上即時予想システム」や最新気象レーダの「マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR:エムピーパー)」「リアルタイム被害推定・状況把握システム」などの成果や、「SIP4D(府省庁連携防災情報共有システム)」などをご覧になり、特に、情報通信研究機構の耐災害ICT研究センターが中心となって開発している「NerveNet(ナーブネット)+ICT(アイシーティー)ユニット」について熱心に質問されました。

JSTは引き続き、PDによる強力なリーダーシップの下、内閣府、関係省庁、他の管理法人とも緊密に連携しながら、科学技術イノベーションの実現に向けて各課題の研究開発を支援し、成果を発信していきます。

<参考>
「JSTフェア2018」ホームページ