レジリエントな防災・減災機能の強化

最終更新日:2016年3月15日

「2016 SIP防災・インフラ維持管理合同シンポジウム」
 (2016年3月4日 フクラシア東京ステーション)

 平成28年3月4日(金)、東京・千代田区のフクラシア東京ステーションにて内閣府と科学技術振興機構の主催による「2016 SIP防災・インフラ維持管理合同シンポジウム」が開催されました。

 当シンポジウムでは、SIPで共通の技術を活用している「レジリエントな防災・減災機能の強化」と「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」の両課題による講演やパネルディスカッションが行われました。また、シンポジウムに先立ち、隣接会場において、「レジリエントな防災・減災機能の強化」課題によるポスターセッションも実施され、多くの参加者で賑わいました。
 開会に際し、久間和生総合科学技術・イノベーション会議常勤議員と中島正愛「レジリエントな防災・減災機能の強化」プログラムディレクター(以下、PD)の挨拶があり、その後「レジリエントな防災・減災機能の強化」の4名の研究者による講演が行われました。
 続いて合同セッション「防災・インフラ維持管理への共通技術の利活用について」が行われ、合成開口レーダー(SAR)衛星の活用、また、ドローンやロボットの活用等について、各課題関係者による話題提供とともに、中島PD、「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」課題の藤野陽三PDを含む8名のパネリストによるパネルディスカッションが実施され、活発な討論が行われました。当日は、各課題の関係者や一般参加者などおよそ150名の参加者が一堂に会し、SIP両課題の取り組みや今後の展開に対する注目の高さがうかがわれました。
 最後に、藤野PDより閉会挨拶があり、本合同シンポジウムをきっかけに、継続して両課題の交流を行うことが提案され、今後のさらなる連携が期待されるシンポジウムとなりました。

 SIP「レジリエントな防災・減災機能の強化」及び「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」の両課題では、今後課題間の連携を一層深めつつ、産学官の幅広い関係者による理解と協力を得ながら、イノベーション創出の実現に向けた取り組みを続けてまいります。

  • SSH生徒研究発表会ポスター発表会場の様子
    ▲シンポジウム開催中の様子
  • ブース展示の様子
    ▲久間和生 総合科学技術イノベーション会議常勤議員によるご挨拶の様子
  • ブース展示の様子
    ▲パネルディスカッションの様子
  • ブース展示の様子
    ▲ポスターセッションの様子