患者さんやその家族と
生や死をわかちあう
医療を考える
それまで元気だった人が事故や病気で倒れ、救急車で病院に運ばれる。家族に電話で「すぐに来てください」とだけ連絡され、家族が着いた時にはもう亡くなっている……救命救急では、そんなことがふつうにあります。助かったとしても、大きなショックを受ける、人生を変えるようなできごととなるでしょう。
このプロジェクトは、生と死にまつわるさまざまなことが毎日起こる救急救命センターで、医療者たちがどんなふうに行動しているのかを科学的に分析し、その結果を医師の教育に活かし、医療と社会が生や死の問題を共有するための材料としていこうとするものです。
研究プロジェクト「多視点化による「共有する医療」の実現に向けた研究」
研究代表者:行岡哲男(東京医科大学救急医学講座 主任教授)

2012年9月30日をもちまして、領域の活動は終了致しました。