低酸素づくりに向けたエネルギー問題を議論する

低酸素づくりに向けたエネルギー問題を議論する

国の政策を決める時、審議会・委員会など関係者による話し合いの場が持たれることがあります。しかし、その運営の仕方から、話し合ったという事実を作るための形だけの議論だと批判されることも少なくありません。この問題を改善する方法への挑戦として、『「対話」フォーラム』では、会議の主催者があらかじめ話し合う内容を決めるのではなく、議論する人たちが自分たちで議論の内容を決め、時間の限り話し合うことを大事にしました。
「エネルギー供給」の議論は、半年におよぶ議論の末に、再生可能エネルギーに関わるコスト、政策のあり方、日本の経済や産業にもたらす効果・影響といった争点を選び出し、ディベートによる討論をおこない終了する予定でした。しかし、最後の会議の2日前、2011年3月11日に東北地方太平洋沖地震と東京電力福島第一原発事故が発生し、会議は延期。ようやく再開できたのは5月。震災復興にあたるステークホルダーも多く、最後の会議は、長い将来をみすえたエネルギー問題をじっくりと議論するには十分ではありませんでした。

2012年9月30日をもちまして、領域の活動は終了致しました。