『「対話」フォーラム』という実験

『「対話」フォーラム』という実験

この『「対話」フォーラム』には、エネルギー関係の企業、大手メーカーや金融、経済団体、消費者団体、労働組合、地方自治体、環境問題のNPOなどが参加しました。立場も考え方もさまざま、世の中の仕組みを実際に変革していく際に利害が対立する人たちも含まれています。個人としてではなく、その分野や立場の代表としてじっくりと考えて発言すること、結論をまとめるだけでなく、どんなに話し合っても意見がすれ違ってしまう点をはっきりさせ、その理由や背景も明らかにしていくことを目指しました。
また、いくつかの段階を踏んでおこない、最初は「低炭素社会づくり」という幅の広いテーマから何を議論していくべきか、議題となるテーマを決めるための議論をおこないました。その結果「エネルギー供給」「ライフスタイル」の2つが選ばれました。「エネルギー供給」は、ひとつの数字や情報に対してもとらえ方が異なり、ステークホルダー間で大きく意見が分かれる問題です。そこで、まずエネルギー問題の専門家からさまざまな意見を聞き、同じ情報を土台にして議論をスタートしました。そして、議論のポイントを「2050年に再生可能エネルギーをどこまで増やすべきか」にしぼりました。

2012年9月30日をもちまして、領域の活動は終了致しました。