萌芽的科学技術をめぐるRRIアセスメントの体系化と実装
研究開発プロジェクト
- バイオ・ライフ
プロジェクト概要
科学技術の発展がもたらすELSI の研究において、近年、「責任ある研究・イノベーション」(Responsible Research and Innovation: RRI) の枠組みでの分析・議論が進められています。
本プロジェクトは、再生医療、ゲノム編集技術、合成生物学などの萌芽的な科学技術領域を対象として、ELSI/RRI議題の分析と可視化を行うとともに、多様なステークホルダーを巻き込んだ熟議をシームレスに実践します。このプロセスから得られた知見を、各領域のELSI/RRI議題の議論、指針形成、将来シナリオ形成などに活かしていく、実効的なRRIアセスメントを実施します。同時に、実践と反復を通じてアセスメントモデルの洗練と体系化を行い、ELSI/RRIアセスメントの社会実装方法の提示を目指します。
・研究開発期間: 2020年9月~2024年3月 (進行中)
・グラント番号: JPMJRX20J2

標葉 隆馬
大阪大学 社会技術共創研究センター
准教授
トピックス
- 「分子ロボット分野における倫理原則の策定と受入プロセスの検証―新興科学が発展させる科学と社会の信頼構築のための先駆的取組―」 (国立研究開発法人 海洋研究開発機構, プレスリリース, 2022/10/21)