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プロジェクト概要

本研究課題では、主要なトランスサイエンス問題のひとつとしてウイルス感染症対策に主眼を置き、多様な価値観が交錯する社会において、いかに個々人と社会、科学技術との関係性を相互調整していけるかについて問うにあたり、国内外の既存事例を多角的に収集・分析・考察する。グローバルとローカルとを統合した「グローカル」というフレーミングを採用しつつ、具体的な論点として、2025年5月に世界保健機構(WHO)において採択された「パンデミック条約」や多大な社会変革をもたらした「COVID-19」、昨今、国内外で注目を集める「デュアルユース」、国立健康危機管理研究機構(JIHS)や長崎大学で話題になっている「BSL-4実験施設の新展開」を取り扱う。得られた知見・洞察については、リアルタイムに更新を図るとともにタイムリーに国内外の関係者に共有・周知しながら社会実装を促し、さらにアーカイブ化しつつ提言を取りまとめ、将来社会に有益な基礎的資料を創出する。

・参画・協力機関: 京都大学、順天堂大学、国立健康危機管理研究機構 国立感染症研究所、東京科学大学、産業技術総合研究所
・キーワード: ウイルス感染症対策、グローカル、生命倫理、デュアルユース、コミュニケーション
・研究開発期間: 2025年10月~2029年3月
・グラント番号: JPMJRS25J1

開発者

三成 寿作

京都大学 iPS細胞研究所

特定准教授

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