本研究領域は、情報処理・通信、材料、ライフサイエンスなど、基礎科学から産業技術にわたる広範な科学技術の基盤である光学および量子光学に関して、光の発生、検知、制御および利用に関する革新的な技術の創出を目指す研究を対象とするものです。 具体的には、情報処理・通信技術や計測技術などの飛躍を目的とした量子ドット、フォトニック結晶、非線形光学の応用などによる新しい光機能素子などの原理や技術、分子・原子や化学反応の制御、生体観察・計測、産業・医療などへの利用を目的とした未開拓の波長域発生などの新しい光源・検出手法の開発・高度化と利用技術、近接場光などを利用した光と物質の局所的相互作用の解明と超微細加工や超大容量メモリなどの利用技術、光による原子の量子的制御技術や光の本質に基づく新たな物質科学などの創出を目指す研究を対象とします。 また、以上の研究にブレークスルーをもたらす、新材料に関する研究も対象とします。
□岸野 克巳 (上智大学理工学部 教授)
「ナノコラム結晶による窒化物半導体レーザの新展開」 (473kb)
□末宗 幾夫 (北海道大学電子科学研究所 教授)
「超伝導フォトニクスの創成とその応用」 (214kb)
□野田 進 (京都大学大学院工学研究科 教授)
「フォトニック結晶を用いた究極的な光の発生技術の開発」 (1,046kb)
□堀 裕和 (山梨大学大学院医学工学総合研究部 教授)
「ナノ光電子機能の創生と局所光シミュレーション」 (168kb)
□山下 幹雄 (北海道大学大学院工学研究科 教授)
「極限光電場波形制御による新光量子技術の創出」 (174kb)
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