取り組み・成果

最終更新日:平成28年3月31日

○事業紹介パンフレット

成果事例集2016 第1巻(PDF:8.4MB)
        成果事例集2016 第2巻(PDF:10MB)

農業・農産加工等

牛の人工授精、今でしょ!

低消費電力無線技術を活用した牛の発情検知システムの開発

センサユニット装着2

センサユニット装着2

企業

株式会社イーアールアイ(岩手県盛岡市)

研究機関

農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター

研究開発実施期間

平成24年10月〜平成26年10月

研究概要

畜産における品質確保のためには人工授精を行なう必要があります。牛の発情期は年間を通じて約21日のサイクルでおとずれ、数時間というピンポイントで獣医や専門家による人工授精が必要になります。現在、就農人口の減少や高齢化による労働力不足、及び大規模化に向けた効率的な牛の管理が課題になっています。この課題解…
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プレミアムラムで町おこし

被災地環境を生かしたブランド羊肉の創製

リバーソルトブッシュ

リバーソルトブッシュ

企業

一般社団法人さとうみファーム(宮城県南三陸町)
清水港飼料石巻工場(宮城県石巻市)

研究機関

宮城大学食産業学部

研究開発実施期間

平成25年2月〜平成26年1月

研究概要

東日本大震災により被災した南三陸町の復興に貢献するためには、いち早く売れるものを生産する必要があります。海水に浸漬した土地の除塩を待つことなく、災いをそのまま福に変えて、売れる物を作り出したいと考えました。ヒントになったのがフランスのプレサレ、オーストラリアのソルトブッシュラム、そしてイギリスオーク…
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44年間無農薬環境で栽培されたヤマブドウ樹液の化粧品

ヤマブドウを原料とした化粧品の開発

試作化粧品(イメージ)

試作化粧品(イメージ)

企業

株式会社佐幸本店(岩手県久慈市)

研究機関

東京農工大学農学部

研究開発実施期間

平成25年3月〜平成27年3月

研究概要

日本原産のヤマブドウは、岩手県が最も生産量が多く、果汁、果汁残渣、および葉・選定枝は、ポリフェノールを高含有し、抗肥満、抗炎症、抗光老化作用を示す事が明らかになっています。ヤマブドウの樹液は、一年のうち数週間しか採取できない希少なもので、地元の栽培農家のみが知っている天然保湿剤です。この樹液をベース…
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長く保存しても風味が維持される生麺

低酸素気流を利用した粉体殺菌の研究及び連続式殺菌装置の開発

そば粉:「生そば」

そば粉:「生そば」

企業

株式会社川喜(岩手県釜石市)

研究機関

岩手大学農学部

研究開発実施期間

平成24年10月〜平成27年3月

研究概要

そばやうどんなどの生麺は風味やコシがあり美味しいのですが、原料粉には生菌が多いために賞味期限が短いので、製麺業者は生麺を高温蒸気殺菌の上エタノールを添加して販売しています。しかし、アルコール臭があり麺本来の風味が損なわれています。他に、茹麺や乾麺にして販売していますが同様に本来の風味が損なわれていま…
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手軽な薬膳で健康生活

薬用植物の食品利用に向けた効率的生産技術の開発

天使のハーブ入りラスク<アンジェリカ>

天使のハーブ入りラスク<アンジェリカ>

企業

株式会社アミタ持続可能経済研究所(宮城県南三陸町)

研究機関

千葉大学環境健康フィールド科学センター

研究開発実施期間

平成24年10月〜平成26年3月

研究概要

健康への関心が高まる中、薬用植物が注目されており、身近な食品としての利用が期待されています。薬用植物のうちトウキは血液循環を良くする働きがあります。オタネニンジンは滋養強壮に効果があります。いずれもきわめて重要な生薬ですが、食品として美味しく食べるための栽培方法は確立されていません。そこで本事業では…
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福島県の有機農家に安全な高機能バイオ堆肥を提供したい

カット野菜残渣を活用した大容量ミミズコンポストによるセシウムフリーの高機能バイオ堆肥の開発

株式会社メディカル青果物研究所2

ミミズコンポストを使用してミニトマトの試験栽培を行った。ミミズコンポストによって収穫量が増加し、ミニトマトのカリウム含量が有意に向上した。

企業

株式会社メディカル青果物研究所(福島県伊達市)

研究機関

茨城大学農学部
日本原子力研究開発機構

研究開発実施期間

平成25年1月〜平成26年3月

研究概要

福島県内有機農家においては、落ち葉堆肥が放射性物質汚染により使用できない状況であり、放射性セシウムを含まない高品質有機肥料の需要が高まっています。福島県において現在廃棄されている食品残渣は放射性セシウムの混入がなく、貴重な有機資源です。いままで食品残渣の堆肥化技術について熱乾燥などの方法が一般的です…
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福島逸品「会津地鶏」の発育性改良にゲノム情報を活用します

ゲノム情報を活用した会津地鶏の生産効率の改善と普及展開による地域経済の活性化

親鶏である大型会津地鶏オスとロード種メスとを交配し、「会津地鶏」を生産しています。

親鶏である大型会津地鶏オスとロード種メスとを交配し、「会津地鶏」を生産しています。

企業

株式会社会津地鶏ネット(福島県会津若松市)

研究機関

農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所
福島県農業総合センター

研究開発実施期間

平成24年10月〜平成27年3月

研究概要

福島県ブランド「福島逸品」として認証されている「会津地鶏」は、発育が緩やかであるため、鶏肉となるまでに一般的な鶏の2倍以上の時間を要します。そこで、飼養期間を短縮し、飼料効率(飼料1kgあたりの発育量kg)を向上させるため、発育性の改良に取り組んでいます。「会津地鶏」の発育性は、親鶏の発育性により決定される…
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震災被災地で安全な甘草の生産を目指して

地下部利用薬用植物の効率的栽培法の開発研究

筒状容器で甘草を約1年栽培した写真

筒状容器で甘草を約1年栽培した写真である。土壌栽培とほぼ同様の生育状況である。

企業

株式会社カンナ(千葉県市原市)

研究機関

奥羽大学薬学部

研究開発実施期間

平成24年10月〜平成27年3月

研究概要

漢方薬の原料として一番使われるのが「甘草(カンゾウ)」という植物であり、甘草が配合される処方は漢方薬全体の70%以上にもなります。この甘草、実は全て輸入ものなのです。戦国時代、果敢に栽培にチャレンジした武将がいましたが、残念ながら失敗に終わり、以来今日まで海外から輸入されています。しかし、生産国では乱獲…
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取り組み・成果