Publications
研究業績
本プロジェクトは現在進行中であり、今後の研究成果について随時更新していきます。研究セミナー、一般向けイベントについては、アウトリーチ活動のページもご覧ください。
原著論文
2025
MSL10 is a high-sensitivity mechanosensor in the tactile sense of the Venus flytrap
Hiraku Suda, Hiroki Asakawa, Takuma Hagihara, Shoko Ohi, Shoji Segami, Mitsuyasu Hasebe,
Masatsugu Toyota
Nature Communications, 16, Article number: 8280 (2025).
DOI：10.1038/s41467-025-63419-w
Inference of Mechanical Forces through Three-Dimensional Reconstruction of the Closing Motion in Venus Flytrap
Leaves.
Satoru Tsugawa, Hiroki Asakawa, Michiko Hirata, Tomonobu Nonoyama, Zichen Kang, Masatsugu
Toyota, Hiraku Suda
Scientific Reports, 15, Article number: 12345 (2025).
DOI：10.1038/s41598-025-10638-2
Induction of systemic resistance through calcium signaling in Arabidopsis exposed to air plasma-generated
dinitrogen pentoxide.
Shota Sasaki, Hiroto Iwamoto, Keisuke Takashima, Masatsugu Toyota, Atsushi Higashitani, Toshiro
Kaneko,
PLOS ONE, 20(2): e0318757 (2025).
DOI：10.1371/journal.pone.0318757
2024
Calcium signaling triggers early high humidity responses in Arabidopsis thaliana
Saad Hussain, Hiraku Suda, Christine H. Nguyen, Dawei Yan, Masatsugu Toyota , Keiko Yoshioka,
Eiji Nambara,
Proceedings of the National Academy of Sciences (PNAS), 121 (51), e2416270121, (2024).
DOI：10.1073/pnas.2416270121
英文総説・著作等
和文総説・解説等
プレス発表・報道等
2025
ハエトリソウの"触覚"センサーを解明
－植物の感覚の解明に向けて大きく前進－
本研究は、埼玉大学須田啓助教が率いて基礎生物学研究所がハエトリソウの「触覚」センサーを解明しました。
プレスリリース記事（2025年9月30日）
掲載論文：英国科学雑誌『Nature Communications』（掲載 2025年9月30日）
DOI：10.1038/s41467-025-63419-w
この論文は、Nature Communicationsで近年発表された最も優れた50本の論文を紹介する「Editor's Highlights」 に選出されました。
関連リンク| 科学雑誌『Nature Communications』において須田啓助教、豊田正嗣教授の研究論文が「Editor’s Highlights」に掲載
本研究成果については多数のメディアでも取り上げられています。
食虫植物の「触覚」仕組み解明 ハエトリソウで 埼玉大など
埼玉大と基礎生物学研究所、ハエトリソウの「触覚」センサーを解明
埼玉大、ハエトリソウの接触検知を細胞レベルで解明
ハエトリソウの“触覚”センサーを解明 ～植物の感覚の解明に向けて大きく前進～
食虫植物ハエトリソウが虫の接触を感じる“触覚”メカニズムとは？
ハエトリソウの「触覚」、刺激感知のメカニズム解明 埼玉大学など
ハエトリソウの「触覚」解明 埼玉大と基生研
ハエトリソウ 虫感知するタンパク質
ハエトリソウが虫に気づく「感覚毛」 根元のタンパク質が触覚センサー 埼玉大など
Touch sensor of the carnivorous plant Venus flytrap revealed
Japanese team unravels Venus flytrap's complex touch sensor mechanism
Venus Flytrap: The Chemical Mechanosensors that Make Them Snap
MSL10 and the Prey: A high-sensitivity mechanosensor in Venus flytrap
食虫植物ハエトリソウの初動力学を解明～運動の3次元再構築による弾性膜エネルギーの抽出に成功～
本研究は，津川暁 助教（秋田県立大学），須田啓助教（埼玉大学）の共同研究として行われました。
プレスリリース記事（2025年7月29日）
掲載論文：Scientific Reports（掲載 2025年7月28日 JST 18:00）
DOI：10.1038/s41598-025-10638-2
受賞等
2025
第9回岡崎賞を受賞
豊田正嗣
第9回岡崎賞（革新的なライブイメージング技術による植物のメカノ刺激に対するシグナル伝達の分子機構の解明）
2025年11月
関連リンク| 豊田教授が第9回岡崎賞を受賞しました！
日本育種学会で日本育種学会奨励賞を受賞
竹島亮馬
日本育種学会奨励賞（ソバの異形花型自家不和合性の分子機構とゲノム構造）
2025年10月
関連リンク| 日本育種学会賞・日本育種学会奨励賞受賞者の決定について
植物の機械刺激応答を可視化するリアルタイムイメージングの開発
豊田正嗣
島津奨励賞授賞（招待講演）
2025年2月
学会発表
2025
Ca2+ Signaling and Establishment of Auxin Maxima in Bend-Induced Lateral Root Formation in Arabidopsis
thaliana、
（シロイヌナズナの屈曲誘導性側根形成におけるカルシウムシグナルとオーキシン極大確立）
赤荻 羽純、吉田空冬、御友淳、高野勇太、海老根一生、豊田正嗣
第12回エンドメンブレンミーティング JANPER2025（ポスター発表／一般）
2025年9月27日、28日
Molecular mechanisms by which plants respond to external biological cues
Satoshi Ogawa
Symposium on Molecular Plant-Biotic Interactions 2025（Invited talk）
September 2025, Tokyo, Japan.
植物の機械/匂い刺激感知機構を知る・見る・解く
豊田 正嗣
日本植物学会第89回大会 シンポジウム「マルチスケールで紐解く植物感覚」（口頭／シンポジウム）
2025年9月19日
植物の感覚応答を可視化する新規蛍光マクロイメージング技術
須田 啓
日本植物学会第89回大会 シンポジウム「マルチスケールで紐解く植物感覚」（口頭／シンポジウム）
2025年9月19日
植物の匂い感知機構：蛍光イメージングによるアプローチ
寺島 千絵子，上村 卓也，立澤 駿之介，荒谷 優里，豊田 正嗣
日本植物学会第89回大会 シンポジウム「マルチスケールで紐解く植物感覚」（口頭／シンポジウム）
2025年9月19日
カルシウムイメージングを起点に明らかにする植物の接触感知応答機構
福井 大良，上村 卓矢，浅川 裕紀，豊田 正嗣
日本植物学会第89回大会 シンポジウム「マルチスケールで紐解く植物感覚」（口頭／シンポジウム）
2025年9月19日
研究と社会をつなぐ植物感覚のアウトリーチ活動
網蔵 優子
日本植物学会第89回大会 シンポジウム「マルチスケールで紐解く植物感覚」（口頭／シンポジウム）
2025年9月19日
Identification of key genetic player candidates in the biosynthesis of a putative plant hormone in
Arabidopsis thaliana
Satoshi Ogawa, Kiyoshi Mashiguchi, Shinjiro Yamaguchi, David C. Nelson
第66回日本植物生理学会年会（ポスター／一般）
2025年3月
KAI2を介して信号伝達を行う未知植物ホルモンの生合成遺伝子候補の解析
徐千帆，小川哲史，増口潔，山口信次郎，David C. Nelson
第66回日本植物生理学会年会（ポスター／一般）
2025年3月
カルシウムイメージングを用いた緑の香り感受性変異体の解析
寺島千絵子，上村卓也，立澤駿之介，荒谷優里，豊田正嗣
第66回日本植物生理学会年会（口頭／一般）
2025年3月
シロイヌナズナの花粉におけるPICALM2の機能解析
海老根一生，藤本優，室啓太，武内秀憲，野澤彰，東出あんな，植村知博，澤崎達也，東山哲也，上田貴志
第66回日本植物生理学会年会（口頭／一般）
2025年3月
シロイヌナズナ葉において損傷葉緑体を除去するクロロファジーへの膜交通因子の関与
中村咲耶，海老根一生，植村知博，上田貴志，萩原伸也，泉正範
第66回日本植物生理学会年会（口頭／一般）
2025年3月
ハエトリソウの捕虫葉の形態形成におけるAS2遺伝子の役割
浅川裕紀，須田啓，瀬上紹嗣，長谷部光泰，豊田正嗣
第66回日本植物生理学会年会（口頭／一般）
2025年3月
接触刺激により過剰なカルシウムシグナルが観察される新規変異体の解析
福井 大良，上村 卓矢，浅川 裕紀，豊田 正嗣
第66回日本植物生理学会年会（口頭／一般）
2025年3月
花粉管から放出された直後の精細胞膜および peri-germ cell membrane の動態
杉直也，須崎大地，海老根一生，武内秀憲，永原史織，木下哲，Thomas Widiez，丸山大輔
第66回日本植物生理学会年会（口頭／一般）
2025年3月
花粉管伸長における VAMP72 グループの動態解析
東出あんな，伊藤瑛海，伊藤容子，海老根一生，東山哲也，上田貴志，中野明彦，植村知博
第66回日本植物生理学会年会（口頭／一般）
2025年3月
花粉管細胞の挙動を調節するPRK-ROPGEFシグナリングの分子作動原理
内木希美，岡本奎花，海老根一生，四方明格，長江拓也，水多陽子，東山哲也，武内秀憲
第66回日本植物生理学会年会（口頭／一般）
2025年3月
長距離カルシウムシグナルの三次元解析技術の開発
須田啓，萩原拓真，浅川裕紀，豊田正嗣
第66回日本植物生理学会年会（口頭／一般）
2025年3月
陸上植物の生殖細胞分化に関わる BONOBO-LRL/DROP ヘテロ二量体の標的遺伝子の探索
渡辺菜瑚，冨田由妃，宮川拓也，井上佳祐，吉竹良洋，海老根一生，中野雄司，河内孝之，荒木崇，山岡尚平
第66回日本植物生理学会年会（ポスター／一般）
2025年3月
Cytosolic Calcium Signals : Vital mediators of intra - and inter - plant communication
豊田正嗣
2025 KSPB (Korean Society of Plant Biologists) & POSTECH Winter Conference（招待講演）
2025年2月
2024
ミトコンドリア外膜における蛋白質挿入の触媒メカニズムの構造研究
竹田弘法
日本生化学会第97回大会（口頭／招待講演）
2024年11月
アウトリーチ活動等
2025
植物が刺激に反応する仕組みを子どもたちにも分かりやすく紹介
講演内容のブログ
関連ブログ
共催：埼玉大学大学院理工学研究科・科学者の芽育成プログラム、埼玉大学ダイバーシティ推進センター・WISE-P
開催報告のブログ
開催報告のブログ
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豊田正嗣
BSテレビ東京（TV出演）|2025年5月3日
外部リンク - チャンスは一瞬。必ず掴もう！
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小川哲史
第42回植物生理若手の会（招待講演）
2025年3月 - 植物の感覚を見る
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豊田正嗣
東京海洋大学 水圏生物生産工学研究所 セミナー（招待講演）
2025年2月 - 植物に学ぶ生存戦略 第12回 話す人・山田孝之
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須田啓
NHK Eテレ（TV出演）|2025年2月 - オジギソウは、なぜお辞儀をするの？
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豊田正嗣
Lab. First By コスモ・バイオ vol.2（Web記事）|2025年1月
外部リンク - ミステリアスな驚くべき植物の世界
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新経営研究会 2024年後期「イノベーションフォーラム」（招待講演）|2025年1月 - ついにとらえた！ 植物が触れられたことや傷つけられたことを感じて伝える瞬間
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大人が楽しむ科学教室 2024（招待講演）|2025年1月
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