この研究領域は、脳機能の解明のうち、人間たる所以の根元である脳の働きの理解を目標とする研究を対象とする領域です。
具体的には、「脳の発生分化機構」「神経回路網の構造、機能と形成機構」「脳の高次機能（記憶、学習、意識、情動、認識と生体リズム等）」「コミュニケーションの脳機能」の解明を目標とします。

□小西 史朗　（�且O菱化学生命科学研究所　室長）
「抑制性シナプス可塑性の分子機構の解明とその応用」　 （164ｋｂ）

□清水 孝雄　（東京大学大学院医学系研究科　教授）
「脂質メディエーターのdual receptor 系と神経機能」　 （148ｋｂ）

□平良 眞規　（東京大学大学院理学系研究科　助教授）
「脳の初期発生制御遺伝子群の体系的収集と機能解析」　 （176ｋｂ）

□津本 忠治　（大阪大学大学院医学系研究科　教授）
「回路網形成における神経活動の関与メカニズム」　 （160ｋｂ）

□重本 隆一　（岡崎国立共同研究機構生理学研究所　教授）
「細胞膜上機能分子の動態と神経伝達調節メカニズム」　 （251ｋｂ）

□丹治 順　（東北大学大学院医学系研究科　教授）
「行動制御系としての前頭前野機能の解明」　 （186ｋｂ）

□八尾 寛　（東北大学大学院生命科学研究科　教授）
「学習・記憶のシナプス前性メカニズムの解明」　 （184ｋｂ）

この研究領域は、脳機能の解明のうち、脳の老化、疾病のメカニズムの理解と制御を目標とする研究を対象とする領域です。
具体的には、「脳の発達障害の制御」「脳の老化の制御」「神経・精神障害の機構の解明」「神経・精神障害の修復法の開発」を目標とします。

□寺崎 哲也　（東北大学未来科学技術共同研究センター　教授）
「脳関門排出輸送に基づく中枢解毒」　 （140ｋｂ）

□遠山 正彌　（大阪大学大学院医学系研究科　教授）
「脳虚血により引き起こされる神経細胞死防御法の開発」　 （133ｋｂ）

□長嶋 和郎　（北海道大学大学院医学研究科　教授）
「ウイルス性脳障害の発症機構の解明と治療法の開発」　 （212ｋｂ）

□中別府 雄作　（九州大学生体防御医学研究所　教授）
「活性酸素による脳・神経細胞の障害とその防御機構」　 （245ｋｂ）

□荒畑 喜一　（国立精神・神経センター　部長）（代行：西野 一三・国立精神・神経センター　部長）
「DNA チップによる遺伝性筋疾患の分子病態解明」　 （249ｋｂ）

□垣塚 彰　（京都大学大学院生命科学研究科　教授）
「神経変性の分子機構解析に基づく新しい治療戦略の開発」　 （140ｋｂ）

□金子 清俊　（国立精神･神経センター　部長）
「プリオン複製に関与する新しい因子の同定とプリオン病治療法開発への応用」　 （126ｋｂ）

この研究領域は、脳機能の解明のうち、脳型情報処理システムの構築を目標とする研究を対象とする領域です。
具体的には、「脳型デバイス・アーキテクチャ（学習、連想記憶等）」「情報生成処理（認知認識、運動計画、思考、言語、評価、記憶等）システム」の構築を目標とします。

□永雄 総一　（自治医科大学医学部　助教授）
「運動の学習制御における小脳機能の解明」　 （155ｋｂ）

□中村 仁彦　（東京大学大学院情報理工学系研究科　教授）
「自律行動単位の力学的結合による脳型情報処理機械の開発」　 （459ｋｂ）

□深井 朋樹　（玉川大学工学部　教授）
「時間的情報処理の神経基盤のモデル化」　 （223ｋｂ）

□誉田 雅彰　（日本電信電話�潟Rミュニケーション科学基礎研究所　主幹研究員）
「発声力学に基づくタスクプラニング機構の構築」　 （178ｋｂ）

□石川 正俊　（東京大学大学院情報理工学系研究科　教授）
「感覚運動統合理論に基づく「手と脳」の工学的実現」　 （883ｋｂ）

□銅谷 賢治　（�轄総ﾛ電気通信基礎技術研究所　脳情報研究所　室長）
「行動系のメタ学習と情動コミュニケーション機構の解明」　 （151ｋｂ）

□山口 陽子　（理化学研究所脳科学総合研究センター　チームリーダー）
「海馬の動的神経機構を基礎とする状況依存的知能の設計原理」　 （172ｋｂ）