この研究領域は、再生医療や抗体工学等を含む先進医療のうち、免疫が関わる各種疾患(例えば免疫由来各種難病や各種感染症)に対する先進医療技術を中心とし、その他関連する先進医療技術も含め、次世代の医療技術の基礎と応用に関する研究を対象とするものです。
具体的には、免疫難病(自己免疫疾患やアレルギー等)の発症機構の遺伝子レベルでの解明とそれに基づいた新しい治療法、例えば抗体療法、遺伝子治療、DNAワクチン、幹細胞治療等の開発および結核、マラリア、エイズ等の細菌、原虫、ウイルス感染症に対する新しいワクチンや創薬の開発につながる基礎的研究等が対象となります。
□河岡 義裕 (東京大学医科学研究所 教授)
「インフルエンザウイルス感染過程の解明とその応用」
(243kb)
□瀬谷 司 (大阪府立成人病センター研究所 研究所長)
「自然免疫とヒト難治性免疫疾患」
(147kb)
□高井 俊行 (東北大学加齢医学研究所 教授)
「IgL
受容体の理解に基づく免疫難病の克服」
(157kb)
□中西 憲司 (兵庫医科大学 教授)
「IL-18
を標的とした自然型アトピー症の治療戦略」
(158kb)
□三宅 健介 (東京大学医科学研究所 教授)
「病原体糖脂質認識シグナル伝達機構の解明」
(147kb)
□清野 宏 (東京大学医科学研究所 教授)
「M細胞の免疫生物学的解明とそれを標的とする粘膜ワクチンの開発」
(86kb)
□小安 重夫 (慶應義塾大学医学部
教授)
「病原微生物の宿主免疫系との共生戦略の解明による治療・制御法の開発」
(73kb)
□阪口 薫雄 (熊本大学大学院医学薬学研究部 教授)
「獲得免疫における高親和性抗体の産生機構と感染症防御への応用」
(73kb)
□鎮西 康雄 (三重大学医学部 教授)
「マラリア感染成立の分子基盤の解明と新たな感染阻止法の創出」
(74kb)
□宮島 篤 (東京大学分子細胞生物学研究所 教授)
「肝臓における造血・免疫機構の解明と肝疾患治療への応用」
(65kb)
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