（最終更新日：平成26年4月30日）
更新履歴
平成26年4月30日追記： 申請書類（Word）に様式1-J、2-Jを追加しました。
独立行政法人科学技術振興機構（以下、「JST」という）では、研究者の国際的な交流を推進する「e-ASIA共同研究プログラム（e-ASIA Joint Research Program; "e-ASIA JRP"）」による国際共同プロジェクト支援を実施しています。本事業では、タイ及びフィリピンと「機能性材料」に関する共同研究の支援を行うこととし、課題を募集いたします。
概要
本プログラムは、東アジアサミット参加国（日、中、韓、米、露、豪、印、ニュージーランド、ASEAN 10か国）を参加想定国として、アジアにおける研究開発を促進することにより、我が国の科学技術の将来の発展に資することを目的としています。
今回はその中でも、タイ及びフィリピンと、「機能性材料」に関する共同研究課題の募集を行うことになりました。
今回の公募では、機能性材料分野のうち、以下の研究に重点を置きます。
1. Functional Surface Coating and Functional Surface Modification such as
- Electroplating
- Hydrophilic and Hydrophobic Coating
2. Innovative Materials and their Processing such as
- Photocatalytic Materials
- Graphene
- Tungsten / Titanium Nano Wire
- Carbon Nano Tube
- Nanosheet
JSTは、タイの国家科学技術開発庁（National Science and Technology Development Agency、略称NSTDA）及びフィリピンの科学技術省（Department of Science and Technology、略称DOST）と協力して、3か国の共同研究を共同支援するための新たな枠組を構築し、機能性材料における共同研究をこの枠組にて支援することといたしました。具体的には、3機関が協力して、共同研究（3か国間の研究者の派遣・招聘やシンポジウム・セミナー等の開催を含みます）を支援することを予定しています。
JST、NSTDA及びDOSTは、当該研究領域に係る3か国の研究交流課題の提案を募集します。
募集期間
平成26年4月4日（金）～同年5月7日（水）午後5時
支援の内容
共同研究課題が採択された場合、日本側研究者は3年間で1,560万円～3,120万円程度（間接経費込）の委託研究費を受け取ることができます。詳しくは募集要項をご覧ください。
募集要項
募集要項（PDF）（英文のみ）
申請方法
日本側研究者は、府省共通研究開発管理システム（e-Rad）から申請します。本システムを初めて利用する場合、所定の手続きが必要です。
本システムへは、
https://www.e-rad.go.jp/index.html
よりアクセスできます。申請の際、WEB上に必要情報を登録するとともに、WEB上から申請書類（Word）をダウンロードし、記入してください。
※様式1-J、2-Jを追加しました。
なお、日本側研究者は提案をJSTに、タイ側研究者は提案をNSTDAに、そしてフィリピン側研究者は提案をDOSTに申請していただきます。（日本側研究者に合わせ、タイ及びフィリピン側研究者からNSTDA又はDOSTに対し同様の提案申請がなされない場合は、審査の対象となりません。）
関連リンク
e-ASIA共同研究プログラム（e-ASIA Joint Research Program; "e-ASIA JRP"）
タイ国家科学技術開発庁（National Science and Technology Development Agency）
フィリピン科学技術省（Department of Science and Technology）
問い合わせ
独立行政法人科学技術振興機構
国際科学技術部 事業実施担当 十津川（とつかわ）、平川（ひらかわ）
TEL: 03-5214-7375 FAX:03-5214-7379
E-mail: easiajrp(at)jst.go.jp (at)を@にしてください。