採択プロジェクト

大学・エコシステム推進型 
スタートアップ・エコシステム形成支援

2022年度(エコシステム促進費)

2024年4月12日現在
ユニット名 価値検証フィールドワーク・ユニット
リーダー機関

宮城大学
【代表者】
事業構想学群・研究科 学群長・研究科長/教授
中田
千彦

メンバー機関
    東北大学、新潟大学、神戸大学、京都大学
活動概要

本事業の目的は、各大学や機関が地域社会の問題(社会システムの再構築と地方創生)解決を通して、未来社会を創る人材を1000人規模で育成することにあります。 目指す人材像は、「地域の社会解決に自らの意思で対峙し、自らの力で、そして仲間と協力しながら、自らが提案した事業モデルを実行するスキルとマインドセットを兼ね備えた人材」です。

知識の獲得に対する欲求を持ち、その知識を社会課題に活かすために自らを理解し、主体的に行動したいと望む大学生・大学院生・高専生・社会人を対象に、以下のプログラム群を提供します。

①価値検証アクティブラーニング・プログラム
これまでのアントレプレナーシップ教育プログラムで創出したアイデアをチームで実装するために必要なチームビルディング能力、自己理解と問題解決に対峙する自己の形成のためのコンピテンシーチェックワークショップを行う。また、事業を自立的に展開し進め、スキルを身につけるために、「事業企画」・「顧客コミュニケーション」・「事業プロトタイピング」・「顧客ニーズの特定」などのビジネス・アーキテクトに重点を置いた講義・ワークショプを行う。

②価値検証オンデマンド・プログラム
解決アイデアのブラッシュアップにおいて考えるコンテキスト(社会情勢や歴史、文化・習慣など)、そして実装に必要な規制や制限を理解する。具体的には政治(Politics)・法規制(Legal)・経済(Economics)・技術(Technology)・環境(Environment)・文化(Culture)・人間生活(Human)という7つの視点で、実装する社会の脆弱性や期待を読み取る力をオンデマンド講義の受講で醸 成する。

③価値検証テストマーケティング・フィールドワーク・プログラム
解決アイデアを実装すべき地域社会に出て、フィールドワークとして提供価値の検証を行う。受講生のテーマと内容に依存する。各フィールドを担当するメンター(教員)が、その検証を支援する。