プロジェクト名 |
分野 |
研究代表者 |
事業プロモーター |
概要 |
プラスチック製容器包装廃棄物の高度選別装置の事業化
2019年度SCORE採択
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芝浦工業大学 デザイン工学部 教授 田邉 匡生 |
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新型コロナウイルス流行に伴う巣ごもり需要等により増加した容器包装廃プラスチックを再資源化するために、高いプラスチック識別能力を有する独自開発のテラヘルツ分光モジュールを活用し、高度な廃プラスチック選別装置を開発する。本装置を製造販売するベンチャーを設立し、持続可能な資源循環社会の実現に貢献する。 |
感染症診断用の超高感度蛍光イムノクロマトキットの開発
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埼玉大学 大学院理工学研究科 准教授 幡野 健 |
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新型コロナウイルス感染症の抗原検査を簡易で迅速に行う超高感度蛍光イムノクロマトキットの開発を行う。さらに本技術で対応できる感染症の種類を増やし、長年世界で問題になっている種々感染症の予防・診療に貢献するイムノクロマトキットを製造・販売していくベンチャーを設立する。 |
COVID-19パンデミック時代における心不全悪化の早期検出に向けた遠隔診療システムの構築
2023年5月 「A-wave株式会社」起業
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大阪大学 医学部付属病院 特任助教 桝田 浩禎 |
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心不全再発リスクの高い慢性心不全患者に対して、在宅で使用可能な活動量計測・皮膚温計測・聴診機能を有した腕時計型ウェアラブルデバイスを開発する。心不全に特異的な心雑音検出を核として、心不全再発兆候を早期に検出し、患者の予後改善・医療費削減に資するベンチャー企業設立を目指す。 |
1分子計測リキッドバイオプシーの事業化
2022年4月 「コウソミル株式会社」起業
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東京大学 大学院薬学系研究科 助教 小松 徹 |
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血液・尿などの低侵襲に採取できるサンプルに含まれるたんぱく質の機能を、網羅的かつ1分子レベルの高感度で検出するリキッドバイオプシー技術を実用化し、患者の層別化・コンパニオン診断薬開発に加えて、がんなどの早期診断事業への展開を目指す。 |
産業用ロボットの生産性向上を実現する球駆動式全方向移動装置技術の事業化
2019年度SCORE採択
2023年2月 「株式会社TriOrb」起業
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九州工業大学 大学院生命体工学研究科 准教授 宮本 弘之 |
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車輪の代わりに球を用いた移動自在な球駆動式全方向移動装置の開発を行う。ヒト協働ロボットや搬送ロボット・AGVなどを効率良く稼働させるための台車として、世界的にもユニークな産業用の全方向移動装置を製造・販売するベンチャーの創業を目指す。 |
ワンショット・ナノレベル表面形状測定機の事業化
2023年4月 「株式会社Holoway」起業
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兵庫県立大学 大学院工学研究科 特任教授 佐藤 邦弘 |
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電子部品や機械部品などの表面凹凸や平坦度を、高分解能・大面積・ワンショットで測定可能な装置の開発を行う。スタンドアローン型装置の開発・製造・販売から、さらにインライン測定可能な装置の事業化を行うベンチャーの設立を目指す。 |
iPS細胞を原材料とした骨形成誘導補填材の開発
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東北大学 大学院歯学研究科 教授 江草 宏 |
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iPS細胞由来の骨芽細胞塊を凍結乾燥したものを原材料とする骨補填材・人工骨の開発を行う。従来品に比べて高い骨形成能と吸収置換性を有する競合優位性の高い製品として、歯科・整形外科領域で事業化し、世界展開を目指す。 |
工業用ポリマーを基盤としたインクレス印刷技術の開発
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京都大学 高等研究院 物質-細胞システム統合拠点 教授 イーサン・シバニア |
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ポリマーによる構造色を用いたインクレス印刷手法の技術シーズを活用し、高解像度かつユニークな色変化などを付与した偽造防止ラベル印刷技術を開発する。さらに、プラスチック包装向けインクレス印刷技術の開発によって、環境負荷軽減およびリサイクル向上に貢献するベンチャー設立を目指す。 |
癌・ウイルス等の簡便、迅速、超高感度な検査・分析プラットフォームテクノロジーの開発
2022年4月 「株式会社TearExo」起業
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神戸大学 大学院工学研究科 教授 竹内 俊文 |
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癌の早期発見、転移の有無およびウイルス感染などを判定するために、体液中のエクソソームやウイルスを簡便、迅速、低侵襲、超高感度に検出する検査法を開発し、グローバルな事業化を図るためにベンチャーの設立を目指す。 |
革新的がん放射性治療薬の事業化に向けた技術開発
2022年7月 「リンクメッド株式会社」起業
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量子科学技術研究開発機構 量子生命・医学部門 上席研究員 吉井 幸恵 |
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悪性脳腫瘍などの難治がんを、副作用少なく効果的に治療できる核種64Cuを用いた国産初の放射性治療薬を開発する。現在臨床試験中の本薬剤を事業化するために、放射性治療薬の製造販売に特化したベンチャーの設立を目指す。 |
急性胆嚢炎の治療を革新するドレナージキットの開発と事業化
2019年度SCORE採択
2022年9月 「株式会社KOEDA」起業
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東北大学 大学院工学研究科 准教授 宮本 浩一郎 |
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低侵襲な急性胆嚢炎治療を実現し、さらには内視鏡治療を革新する医療機器の開発と事業展開を目指す。 |
籠型分子を用いた超高密度不揮発性メモリおよび超低消費電力AIチップの開発
2023年6月 「株式会社マテリアルゲート」起業
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広島大学 大学院先進理工系科学研究科 教授 西原 禎文 |
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1ナノメートルサイズの1つの分子に情報を記録できる籠型分子を用いて、高速・高密度・低消費電力の不揮発性メモリを開発する。AI・ビッグデータ時代を支える革新的コンピューターの実現に貢献するベンチャー設立を目指す。 |