プロジェクト名 |
分野 |
研究代表者 |
事業プロモーター |
概要 |
化学発光タンパク質を利用したイルミネーション技術の開発
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大阪大学 産業科学研究所 助教 服部 満 |
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独自の化学発光タンパク質を組み込んだ植物によるイルミネーション技術の開発を行う。これを基に「煌く植物」の実用化を図り、発光植物の技術を供給・展開するベンチャー設立を目指す。 |
マイクロ湿式紡糸技術をコアとした高付加価値材料の精密生産
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岡山大学 大学院自然科学研究科 教授 小野 努 |
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超極細繊維製造の課題である生産性を向上させるマイクロ湿式紡糸法の実用化を図る。これにより、繊維複合体製品への機能付与にも有効な、革新的な繊維製造技術の事業化を目指す。 |
多様な形状と機能性を有するシリカガラス製品を低コストで製造する技術の事業化
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九州大学 グローバルイノベーションセンター 教授 藤野 茂 |
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高い耐熱性・透明性などの機能性を有するシリカ(SiO2)ガラスを、多様な形状に簡便かつ低コストで製造する技術を確立する。本技術を基に、加工が困難で用途が限定されていたシリカガラスを製品化するベンチャーを設立し、光学分野を起点として、従来シリカガラスの使用が困難であった用途への展開を目指す。 |
農産物の品質や生産性を向上させる為の環境制御システムの開発
2020年12月 「株式会社日本炭素循環ラボ」起業
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九州大学 大学院工学研究院 准教授 星野 友 |
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農作物の品質や生産性を向上させる環境制御システムの開発を行う。農業ICTの知見を活用し、さらに実験ハウスでの実証を行うことにより、高付加価値かつ実用に即したシステムの開発を行い、ベンチャーによる事業化を目指す。 |
ANGPTL2を標的とする画期的心不全等遺伝子治療薬の開発
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熊本大学 大学院生命科学研究部 教授 尾池 雄一 |
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アンジオポエチン様因子(ANGPTL)2の過剰産生が関わる心不全等の疾患に対する画期的治療法として、当該分子を抑制する遺伝子治療の基盤技術を実用化する。これを基に、広くANGPTLファミリーを標的とする治療薬等を開発する創薬系バイオベンチャーの設立を目指す。 |
超小型衛星用の水を推進剤とした統合推進システム
2020年4月 「株式会社Pale Blue」起業
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東京大学 大学院新領域創成科学研究科 准教授 小泉 宏之 |
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現在小型衛星が抱えている安全面・価格面・機能面の問題を解決する水を推進剤とした衛星用エンジンを開発する。
このエンジンを製造販売するベンチャーを設立し、将来の宇宙資源として期待されている水を要とした、宇宙インフラ構築の鍵となりうる技術・サービスの展開を目指す。 |
Si負極と有機正極からなる軽量高エネルギー二次電池の開発
2020年5月 「ORLIB株式会社」起業
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東京大学 大学院理学系研究科 教授 西原 寛 |
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シリコン負極と有機正極を用いて、重量当たりのエネルギー密度が高く、安全性に優れた二次電池を開発する。軽量化が求められる用途を筆頭に、急拡大する二次電池市場にむけて、新電池技術を提供するベンチャーを設立する。 |
量子アニーリングで加速する最適化技術の実用化
2018年11月 「株式会社Jij」起業
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東北大学 大学院情報科学研究科 准教授 大関 真之 |
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従来のコンピューター・プログラムによる処理では難しかった、「巡回セールスマン問題」に代表される最適化問題を、量子アニーリング技術を応用して、高速に解決する新規のアプリケーションを開発する。最適化問題の課題解決により、社会貢献するベンチャーを設立する。 |
NanoSuit®法を用いた電子顕微鏡による、生きたまま濡れたままの生物検体の検査技術
2019年4月 「NanoSuit株式会社」起業
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浜松医科大学 再生・感染病理学講座 准教授 河崎 秀陽 |
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真空下の電子顕微鏡で、ヒトを含めた生物の組織や細胞、ウイルス、エクソソーム、あるいは小さな個体を、生きたまま・濡れたまま観察可能とするNanoSuit®法の実用化に向けた開発を行う。同法による観察に必要な試薬や検査キット、周辺機器の販売、および電子顕微鏡検査の受託を行うベンチャーの設立を目指す。 |
質量顕微鏡法を用いた新しい薬物動態解析及び創薬標的探索事業
2019年2月 「株式会社プレッパーズ」起業
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浜松医科大学 細胞分子解剖学講座 教授 瀬藤 光利 |
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質量顕微鏡法を駆使した薬物動態解析手法及び創薬標的探索法を確立する。本技術を基に受託解析サービス提供を主軸とするベンチャーを設立し、革新的な創薬支援ツールとしての事業展開を目指す。 |
高機能性ヒト抗体開発シーズ
2019年6月 「MabGenesis株式会社」起業
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宮崎大学 医学部機能制御学講座 教授 森下 和広 |
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直接ヒトに投与できる特異性の高いヒト抗体を高効率に取得する技術を実用化する。独自の卓越した抗体医薬品開発プラットフォームを基盤としたベンチャーの設立を目指す。 |
長距離量子通信システム
2020年1月 「LQUOM株式会社」起業
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横浜国立大学 大学院工学研究院 准教授 堀切 智之 |
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原理的に盗聴が不可能な通信方法である量子暗号通信の長距離化の開発を行う。光源、量子メモリ等の要素技術を基にした量子中継器システムを開発し、ベンチャー設立による事業化を目指す。 |
無細胞膜タンパク質調製技術及び非天然型アミノ酸導入技術を用いた新薬創出の加速
2018年4月 「リベロセラ株式会社」起業
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理化学研究所 横山構造生物学研究室 上席研究員 横山 茂之 |
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試験管内で膜タンパク質を調製する技術や、タンパク質に有用な機能を付加する技術を活用することで、製薬企業による新薬創出における開発ニーズを満たすベンチャーの設立を目指す。 |