採択プロジェクト

プロジェクト推進型 
起業実証支援

2015年度

 (グレー網掛)は終了課題です。所属・役職名は事業終了時点のものとなります。

  • ライフサイエンスライフサイエンス
  • 環境・エネルギー環境・エネルギー
  • 情報通信情報通信
  • ナノテクノロジー・材料ナノテクノロジー・材料
  • 農林水産農林水産
  • その他その他
プロジェクト名 分野 研究代表者 事業プロモーター 概要
次世代型医療を実現する実用的RNA分子の開発
2018年1月
「株式会社 e-NA Biotec」起業
ライフサイエンス 愛知工業大学
工学部応用化学科
教授
北出 幸夫

岐阜大学
工学部特任教授
岐阜大学名誉教授
バイオ・サイト・キャピタル株式会社 核酸医薬の課題である生体内での安定性、患部への薬物送達(DDS)並びに標的外遺伝子への影響回避を実現するRNA分子修飾技術を確立する。これらの技術を国内外製薬企業などにカスタマイズして提供するベンチャーを設立し、難病の治療薬として期待の高まる核酸医薬の実用化を促進する。
抗原特異的な免疫制御薬の開発
2017年3月
「HuLA immune株式会社」起業
ライフサイエンス 大阪大学
微生物病研究所
教授
荒瀬 尚
日本戦略投資株式会社 関節リウマチなどの自己免疫疾患やアレルギー疾患に対する新しい治療薬を開発する。これらの疾患に関与している異常な免疫応答のみを抑制する免疫制御ペプチドを用いて、感染症の発症などの副作用が無い治療薬の実用化を目指す。
オンリーワンカイコバイオリソースと昆虫工場を用いた難発現性タンパク質の大量生産システム
2018年4月
「KAICO株式会社」起業
ライフサイエンス 九州大学
大学院農学研究院
教授
日下部 宜宏
DBJキャピタル株式会社 九州大学独自のカイコ系統を用いて、これまで生産が難しかったタンパク質の生産システムを確立する。タンパク質の修飾技術と組みあわせることにより、再生医療用試薬・体外診断薬・ワクチンなどの生産・販売を目指す。
装着型嚥下計測技術に基づく摂食・嚥下支援ネットワーク形成への応用
2018年4月
「PLIMES株式会社」起業
情報通信 筑波大学
システム情報系/サイバニクス研究センター
教授
鈴木 健嗣
野村ホールディングス株式会社 食物の嚥下(飲み込み)の状態を、音のみによって計測する装着型機器を開発し、嚥下能力測定の標準機器化を狙う。これにより誤嚥リスクの客観的な評価などを実現し、老人保健施設や病院などにおける、きめ細やかな摂食・嚥下支援サービスの事業化を目指す。
明日葉有効成分を用いた家畜などの生殖機能改善事業
2017年6月
「株式会社食機能探査研究所」起業
ライフサイエンス 筑波大学
生命環境系
教授
宮崎 均
日本戦略投資株式会社 明日葉の機能性成分に着目し、栽培方法と加工方法を確立することで、畜産などで用いる機能性サプリメントの製品化を目指す。この機能性サプリメントにより、酪農の課題である家畜の乳房炎や夏季不妊による経済損失を低減することが期待される。
ノロウイルス感染症に対する予防及び治療薬の開発 ライフサイエンス 東京大学
医科学研究所
教授
清野 宏
日本戦略投資株式会社 腸管免疫に関する研究成果を基に、有効な治療薬がなく乳幼児や高齢者などで重症化するケースがみられるノロウイルス感染症に対して経口投与可能な治療薬を開発する。また、将来的には予防薬としての用途も目指す。
ナノ診断・治療技術の基盤となるナノバイオ粒子プロファイリング技術の事業化
2018年11月
「株式会社イクストリーム(iXstream)」起業
ライフサイエンス ナノテクノロジー・材料 東京大学
大学院工学系研究科
教授
一木 隆範
株式会社ファストトラックイニシアティブ 医療・ヘルスケア分野で取り扱うナノ粒子の粒子径・粒子分布および粒子表面情報の同時計測を可能とする、粒子解析装置を開発する。ナノ医療を支える基盤技術を提供するベンチャーの設立を目指す。
クロレラによる複数色のカロテノイドと長鎖不飽和脂肪酸の大量生産
2018年3月
「株式会社アルガルバイオ」起業
ライフサイエンス 東京大学
大学院新領域創成科学研究科
教授
河野 重行
株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ カロテノイドや長鎖不飽和脂肪酸などの機能性物質をクロレラから効率良く生産する基礎技術を基に、スケールアップ時の大量培養、回収、精製などのプロセス技術を開発する。従来製造が困難であったクロレラ由来の機能性物質の低コスト・大量生産法を確立し、事業化を目指す。
マルチガス温度制御プラズマを用いたプラズマ内視鏡治療装置の開発 ライフサイエンス 東京工業大学
大学院総合理工学研究科
准教授
沖野 晃俊
MedVenture Partners株式会社 大気圧プラズマを用いた新しい内視鏡治療装置を開発する。複数種類の低温の気体をプラズマ化できる独自の技術を基に、最適な気体を選択することにより止血効果を向上させ、熱損傷の懸念が極めて少ない安全なプラズマを用いた内視鏡治療装置の商品化を目指す。
接木の技術革新による農業イノベーション
2017年4月
「グランドグリーン株式会社」起業
ライフサイエンス 環境・エネルギー 名古屋大学
大学院生命農学研究科
助教
野田口 理孝
株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ 従来は不可能であった異科の植物の接木を、タバコ属のもつ優れた接木能力を利用することで可能とする次世代型異科接木法を確立し、農業上優れた機能を発揮する接木苗生産を実現する。また、接木苗生産の効率化により量産化技術を確立し、技術の普及化を図る。確立する技術をもとに、農業の高度化につながる接木苗生産の事業化を行うことで農業イノベーションを促進する。
タランチュラ毒由来のペプチドライブラリーと新規ペプチドディスプレイ技術を用いたイオンチャネル作用薬の創製技術
2020年7月
「Veneno Technologies株式会社」起業
ライフサイエンス 産業技術総合研究所
創薬基盤研究部門
主任研究員
木村 忠史
ウォーターベイン・パートナーズ株式会社 タランチュラの毒が細胞膜表面のイオンチャネルに作用することに着目し、タランチュラ毒由来のペプチドライブラリー利用技術とスクリーニング技術を確立する。これらの技術を用いて高確率でイオンチャネルに作用するペプチドを創出し、イオンチャネル創薬の事業化を目指す。
コラーゲンビトリゲルの形状加工技術を活用した医療機器および創薬支援ツールの開発 ライフサイエンス 農業・食品産業技術総合研究機構
生物機能利用研究部門
主席研究員
竹澤 俊明
日本戦略投資株式会社 高密度なコラーゲン線維であるコラーゲンビトリゲルを、糸など任意の形状に加工する技術を確立する。この加工技術を用いた医療機器の開発、さらに、細胞培養ツールの提供による事業化を目指す。