プロジェクト名 |
分野 |
研究代表者 |
事業プロモーター |
概要 |
革新的血液脳関門制御技術の開発
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大阪大学 大学院薬学研究科 准教授 岡田 欣晃(2015年4月1日~) 准教授 近藤 昌夫(~2015年3月31日) |
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生体バリアの分子基盤であるクローディンを標的として革新的な薬物送達技術を確立し、中枢神経疾患治療薬の開発に貢献できる創薬プラットフォーム系ベンチャーの設立を目指す。 |
がん患者の予後を正確に予測する新規バイオマーカーを用いた病理診断技術
2016年11月 「京ダイアグノスティクス株式会社」起業
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京都大学 大学院医学研究科 特命教授/ 国際高等教育院 特定教授 武藤 誠 |
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長年にわたる大腸がん転移メカニズム研究の中で発見した、固形がん患者に対する新規予後予測マーカーの検出方法のキット化、市販・普及を目標とする。さらに、大腸がん以外のがんにおいてもデータ収集を行うことで、将来的には複数の固形がんに対する転移予測体外診断薬としての開発・普及を目指す。 |
Collective Osmotic Shock法を用いた新規メンブレンフィルターの実用開発研究 ~省エネおよび低ファウリング(膜汚染)膜の実現を目指して~
2020年1月 「株式会社OOYOO」起業
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京都大学 物質-細胞統合システム拠点 教授 イーサン・シバニア |
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大面積COS膜製造プロセス、カートリッジ型COS膜、機械・化学・ファウリング耐性制御技術の開発及び、実使用条件下での性能・耐久性実証を中心に研究開発を行い、市場ニーズの高い低ファウリング膜の製品化を目指す。 |
Cdkal1リスクアレル保有2型糖尿病患者に対する治療薬ならびにコンパニオン診断技術の開発
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熊本大学 大学院生命科学研究部 教授 富澤 一仁 |
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アジア型2型糖尿病の危険遺伝子であるCdkal1に着目して、研究代表者が解明した生理機能に基づいた標的型の新規糖尿病治療薬を開発する。Cdkal1変異による誤翻訳を防止する候補化合物の合成、効果実証、安全性試験と同時に、コンパニオン診断の臨床試験により有効性を確認し、標的型糖尿病治療薬の事業化を目指す。 |
宇宙誕生の電波観測技術を応用した革新的気象予報装置の開発
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高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 准教授 田島 治 |
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宇宙観測用に開発した電波望遠鏡の超高感度化技術を応用し、大気中の水蒸気量を超精密に観測する新型マイクロ波放射計を開発する。本装置を利用し、雲の発生を予測することで、竜巻やゲリラ豪雨等の異常気象の早期予報を実現し、事業化を目指す。 |
超低消費電力データ駆動プロセッサによる長寿命・高信頼センサーシステムの事業化
2018年2月 「株式会社DDSNA」起業
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筑波大学 システム情報系 教授 西川 博昭 |
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データが入力された時のみ動作、処理を行える超低消費電力データ駆動プロセッサの技術シーズをもとにし、従来の10分の1以下の低消費電力で異常時に確実にデータを処理し情報を発信する無線センサーネットワーキングシステムを提供するための事業化をめざす。 |
LSIの動作信頼性向上に寄与する半導体素子の雑音計測技術の事業化
2017年4月 「株式会社デバイスラボ」起業
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筑波大学 数理物質系 准教授 蓮沼 隆 |
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半導体素子の雑音特性を広い周波数にわたって計測可能とする技術シーズをもとに、高性能化に伴い顕在化する素子の特性揺らぎを効果的に計測する手法を確立し、事業化を目指す。それにより、雑音問題に関する統合的なソリューションの提供を実現し、IT社会を支える半導体産業に貢献する。 |
糖尿病患者のQOL(生活の質)向上を目指したエレクトロニクスフリーな人工膵臓の開発
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東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 准教授 松元 亮 |
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グルコースに自律的に応答するゲルの技術シーズをもとに、新しい原理の人工膵臓を開発し、事業化を目指す。電源、モーター、マイコン、アルゴリズム、センサー、無線のいずれもが不要となる安価で安全性に優れた「エレクトロニクスフリーな」製品を提供し、糖尿病患者のQOLの向上を目指す。 |
ボールSAW センサを用いた小型・高速・高感度な微量水分計ユニットの事業化
2015年11月 「ボールウェーブ株式会社」起業
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東北大学 未来科学技術共同研究センター 教授 山中 一司 |
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球の表面を無回折で多重周回する弾性表面波(SAW)を用いるボールSAWセンサにより、小型・高速・高感度な微量水分計を創製し、半導体、ガス、エネルギー各産業のユーザーに提供する事業の立ち上げを目指す。 |
画像解析技術を用いた再生医療用培養細胞の品質管理システムの事業化
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名古屋大学 大学院創薬科学研究科 准教授 加藤 竜司 |
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培養中の細胞の画像を解析することで細胞の品質を客観的・定量的に評価予測する情報解析技術の確立及びコンピュータシステムの開発を行う。従来目視観察による主観的な判断に依存していた細胞品質の評価方法に代わる、新たな定量的評価・記録システムを医療機関等に提供するベンチャー企業を設立し、再生医療における移植用細胞の品質及び安全性の向上に貢献する。 |
脱分化脂肪細胞(DFAT)の臨床用細胞製造と細胞治療への応用
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日本大学 医学部 教授 松本 太郎 |
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脱分化脂肪細胞を用いた細胞医薬品の治験開始に向けた開発を行い、これまで治療困難であった疾患の治療に有用な細胞製剤の供給を目的としたベンチャー企業の設立を目指す。 |
我が国で発見された生理活性ペプチド“アドレノメデュリン”の医薬品としての研究開発
2017年2月 「ひむかAMファーマ株式会社」起業
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宮崎大学 医学部 教授 北村 和雄 |
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宮崎大学で発見された生理活性ペプチド”アドレノメデュリン”の医薬品開発を目標とし、これまで蓄積してきた数多くの基礎研究と臨床研究の成果を基盤として、創薬開発ベンチャー企業の立ち上げやライセンスアウトを目指す。 |
植物病原カビを抑制する微生物創農薬及びグローバルライセンスビジネスの構築
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山形大学 大学院理工学研究科 教授 原 富次郎 |
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山形大学が保有する「微生物農薬製造」に関するシーズ技術を活用し、植物病原性糸状菌に感染した種子の消毒剤を開発する。ライセンスにおいて機動力を持ったベンチャー企業を設立し、グローバル展開する農薬企業へのプロジェクト成果のライセンスを目指す。 |
生きた細胞内の分子の動きを見る高速超解像ライブイメージング顕微鏡の事業化
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理化学研究所 光量子工学研究領域 チームリーダー 中野 明彦 |
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研究代表者の、高速かつ多色で高解像の3次元動画ライブイメージングを可能とする共焦点顕微鏡「SCLIM-X」の開発成果をもとに、高性能のイメージング機器を提供する事業を目指す。生きた細胞内の現象を分子レベルで動態解析することにより、生命科学分野の最先端の問題を解決し、医薬、産業分野への応用に資することを目指す。 |
前十字靭帯再建手術に用いる動物由来無細胞化腱の事業化
2016年11月 「CoreTissue BioEngineering株式会社」起業
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早稲田大学 理工学術院 教授 岩﨑 清隆 |
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早稲田大学で開発された「組織無細胞化技術」と「強度保持可能な組織滅菌技術」により、ブタ由来無細胞化腱を開発する。さらに、製品化に必要な臨床試験を実施するため、長期動物実験による安全性と有効性の評価と製造管理及び品質管理について必要な基準を満たした製造方法を確立し、膝前十字靭帯再建手術に用いる新医療機器の事業化を目指す。 |