プロジェクト名 |
分野 |
研究代表者 |
事業プロモーター |
概要 |
日本産完熟イチゴを世界展開するための超品質保持流通技術及び品質管理システムの開発
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宇都宮大学 大学院工学研究科 教授 尾崎 功一 |
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傷みやすく長距離輸送が困難だった日本産大果系イチゴを、完熟状態で高品質に世界の消費者へ届けることを可能にする流通技術および品質管理システムを開発し、世界的に見ても非常に商品性が高い「日本産完熟大粒イチゴ」の世界市場へのビジネス展開を目指す。 |
アンチエイジング効果のあるショートペプチドを用いた化粧品・育毛剤の開発 -ペプチドのプラットフォームテクノロジーの開発-
2016年4月 「アンチエイジングペプタイド株式会社」起業
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大阪大学 大学院医学系研究科 寄附講座教授 中神 啓徳 |
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機能性ペプチドを活用したアンチエイジング化粧品・育毛剤の開発、スクリーニングのプラットフォームテクノロジーの確立を行う。薬効評価、安全性評価、薬物動態評価による総合的な機能性評価からアンチエイジング化粧品を開発し、新規禿頭ラットの原因遺伝子発現解析から育毛効果を有するペプチド評価により育毛剤を開発する。 |
多機能エネルギーセンサによる革新的省電力ソリューション技術の開発
2015年2月 「株式会社SIRC」起業
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大阪市立大学 大学院工学研究科 教授 辻本 浩章 |
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従来の電力センサとは異なる原理により、高機能、多機能、低価格を特長とする磁性薄膜エネルギーセンサを開発するものである。特にコンパクト化が可能になることから、これまで適用することが出来なかった部位に多次元的に配置することにより、革新的な省電力ソリューション技術の確立を図り、その多用途展開による事業化を目指す。 |
電界共振型生体センシング、およびセンシングデータ解析システムの開発
2016年3月 「ひびきの電子株式会社」起業
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九州工業大学 産学連携推進センター 教授 佐藤 寧 |
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世界で唯一、非接触で歩行時でも、行動、呼吸、心拍、脈波変動、血圧までを計測できる生体センサを開発するものである。本センサを実用化し量産することで、見守りサービスや自動車関連分野等で、従来の赤外線センサではできなかった、付加価値の高いサービス事業の実現を目指す。 |
「関係性システム」を活用したレコメンドシステムの事業化
2017年12月 「Zuva株式会社」起業
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京都大学 大学院情報学研究科 准教授 新熊 亮一 |
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将来を予測する「関係性技術」に基づき、ビッグデータから消費者の潜在的ニーズを先読みして個人の好みや趣向にあった商品やサービスを自動的に提示する「レコメンドシステム」を開発し、事業化を目指す。 |
ステルス型RNAベクターを使った再生医療用ヒト細胞創製技術
2014年12月 「ときわバイオ株式会社」起業
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産業技術総合研究所 創薬基盤研究部門 ヒト細胞医工学研究ラボ長 中西 真人 |
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独立行政法人産業技術総合研究所で開発された「ステルス型RNAベクター」を、高品質ヒトiPS細胞の作製や生体内での細胞リプログラミング、次世代バイオ医薬品製造のための基盤技術として実用化することを目指す。 |
デジタルグリッド技術の電力識別に基づく電力流通サービス事業
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東京大学 総括プロジェクト機構 特任准教授 田中 謙司 |
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デジタルグリッド電力技術に、情報技術、金融技術を組み合わせた次世代型電力サービスの提供により、国内外の電力流通網を需要に合わせて災害に強く、安定かつ強固なものへ再構築するための研究開発を行い事業化を目指す。 |
シリコーンハイドロゲルを起点とした医療機器表面の改質
2016年5月 「インテリジェント・サーフェス株式会社」起業
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東京大学 大学院工学系研究科 教授 石原 一彦 |
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生体適合性に優れたMPCポリマーが自発的に医療機器表面、特にシリコーンハイドロゲル製ソフトコンタクトレンズ表面を覆う仕組みを構築し、防汚性や装用感を向上させることを目的とする。本開発を起点に、医療機器の表面処理を目的としたベンチャー企業を設立し、世界市場での事業展開を目指す。 |
病原体の種類を問わず植物病害を防除できる新型微生物農薬及びその種子処理技術の開発
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東京農業大学 農学部 教授 篠原 弘亮 |
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コストと労力の低減も図った生産者と消費者のニーズに応える、これまでにない植物病害防除技術を開発して、その事業化を目指す。具体的には、各種植物病害に対して効果が高く、かつ幅広い汎用性を備えた有用微生物を探索するとともに、既知、新規を問わずそれら有用微生物を種子にコート処理する技術の開発を行う。 |
免疫抗原受容体バイオインフォマティクスを利用した新規治療ターゲットの同定および治療法の開発
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東北大学 加齢医学研究所 教授 小笠原 康悦 |
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独自の遺伝子増幅技術とインフォマティクスを用いて、疾患特異的免疫受容体とその抗原を同定するシステムを確立する。感染症や腫瘍、自己免疫疾患などの新規診断・治療法のターゲットを同定して得た知財を集約し、ベンチャー企業の設立を目指す。 |
再生医療技術の基盤研究を応用した内在性幹細胞制御による肝疾患の革新的治療戦略
2016年4月 「カノンキュア株式会社」起業
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鳥取大学 大学院医学系研究科 教授 汐田 剛史 |
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再生医療の基盤技術を応用し、生体内での低分子化合物による内在性幹細胞制御という新たな概念に基づいて、多くの肝疾患に効果がある生体内で肝臓再生する治療薬を開発し、ベンチャー企業を設立して製薬企業への導出を目指す。 |
カニ殻を用いたキチンナノファイバーの製造技術、およびその展開
2016年4月 「株式会社マリンナノファイバー」起業(設立に際し、株式会社山陰合同銀行及びREVICキャピタル株式会社の支援を受ける)
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鳥取大学 大学院工学研究科 准教授 伊福 伸介 |
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廃カニ殻から新素材「キチンナノファイバー」を簡便・低コスト・大量に抽出する技術を活用し、幅広い産業応用に向けた製造技術の確立を行い、付加価値の高いマテリアルを創出するベンチャー企業の設立を目指す。 |
スマートセンシングを用いた感性計測装置
2016年4月 「株式会社TOFFEE」起業
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長岡技術科学大学 工学部 教授 中川 匡弘 |
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感性の定量化手法を活用したスマートセンシング技術を開発する。さらに、これまで研究を進めてきた光と電気(脳波)を融合したブレインマシンインターフェース技術を創成し、小型化、無線化を実現することで、適用可能領域の拡大を図り、事業化を目指す。 |
無機過電流保護素子
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名古屋大学 大学院工学研究科 教授 小橋 眞 |
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新規の無機固体複合材料から成る優れた遮断特性を有する過電流保護素子を開発し事業化を図る。複合材料設計により大電流素子を実用化し、従来の材料では不可能だった電流域の超小型安全部品素子を開発し、モーターの過負荷保護、自己温調ヒーター、Liイオン電池保護用途に向けた生産技術・商品化技術開発とその事業化を目指す。 |
中赤外レーザーを用いた非侵襲血糖測定器の開発
2017年7月 「ライトタッチテクノロジー株式会社」起業
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日本原子力研究開発機構 量子ビーム応用研究センター 研究主幹 山川 考一 |
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先端固体レーザーと光パラメトリック発振技術の融合による高輝度中赤外レーザー光源を利用して、痛みを伴わない一般家庭に普及できる小型の非侵襲血糖測定器のシーズ技術を開発し、レーザー技術を応用した医療機器ならびに測定機器を開発するベンチャー企業の設立を目指す。 |
微細印刷集積回路に向けた高精細、高機能な銀ナノ粒子インクの開発、製造・販売
2016年4月 「株式会社フューチャーインク」起業
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山形大学 大学院理工学研究科 准教授 熊木 大介 |
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銀ナノ粒子インクに関するシーズ技術を発展させ、次世代プリンテッドエレクトロニクス製品である印刷RFIDタグ(無線ICチップ)やフレキシブルディスプレイなどの印刷集積回路に応用できる高機能銀ナノ粒子インクの開発及び製造・販売による事業化を目指す。 |