採択プロジェクト

プロジェクト推進型 
ビジネスモデル検証支援

2022年度

 (グレー網掛)は終了課題です。所属・役職名はすべて採択時のものとなります。

プロジェクト名 研究代表者 概要
世界最小口径の異種脱細胞化血管の事業化検証
事後評価結果(PDF:189KB)
国立循環器病研究センター
研究所
部長
山岡 哲二
糖尿病性下肢救済や冠動脈バイパス術などに応用可能な小口径人工血管として、ダチョウ頸動脈由来脱細胞化小口径血管(内径2ミリメートル、長さ30センチメートル)の開存化に世界で初めて成功した。その脱細胞化技術や内膜誘導化技術などの製造工程を基盤とする技術の事業化と人工血管の臨床化を目指す。
ナノカーボンを用いたロバスト性逆浸透(RO)膜技術の事業化検証
事後評価結果(PDF:189KB)
信州大学
工学部
准教授
竹内 健司
ナノカーボンを用いたロバスト性逆浸透(RO)膜の技術シーズを活用して、革新的な性能を持つRO膜モジュールの事業化を目指す。水処理関連企業などへのヒアリングを行い、ビジネスモデルの立案と事業化に向けた技術検証を実施する。
オンチップ液体クロマトグラフィーとAIを用いた汗中代謝分子分析の事業化
事後評価結果(PDF:189KB)
東京大学
大学院薬学系研究科
准教授
角田 誠
汗中成分のオンサイト分析によるテーラーメイドサービスを実現するため、オンチップ液体クロマトグラフィーを用いてアミノ酸などの代謝分子を分析しデータを機械学習で解析することで、解析結果を用いたソリューション開発につなげる。また、マーケティング調査を進め、サービスの妥当な利用料などを検証する。
空中超音波を用いた触覚提示技術の事業化検証
事後評価結果(PDF:188KB)
東京大学
大学院新領域創成科学研究科
特任助教
神垣 貴晶
空中超音波を用いた非接触の触覚提示技術の社会実装を目指し、事業化の準備・検証を行う。具体的には、本研究室で所有する技術・特許を踏まえ、仮想キャラクターとの触れ合いを実現する「ふれあいシステム」についてターゲット顧客へのヒアリングとその結果に基づく製品の試作を行い、ビジネス面・技術面での実用可能性を検証する。
発電菌を利用した植物電池を電源とするエネルギー自給自足型IoTデバイスの事業化検証
事後評価結果(PDF:189KB)
東京農工大学
大学院工学研究院
助教
沖田 尚久
土壌に住み発電能力を持つ「発電菌」を利用する植物電池は、土壌と植物があればどこでも発電できる。太陽光発電の稼働が困難な山林内、農地、室内で利用可能で、投資コスト抑制も期待できる。本技術を農業分野のIoTセンサー用電源として販売するビジネスモデルを検証する。
クルマエビ抗体様蛋白質Dscamを用いた診断法・治療法の事業化検証
事後評価結果(PDF:189KB)
長崎大学
熱帯医学研究所
准教授
久保 嘉直
疾患の検査に利用される哺乳類抗体は2つの遺伝子産物から構成されるため、遺伝子工学での単離と改良が困難である。また毒性のたんぱく質や体内に保存されたたんぱく質に結合する抗体の単離も困難である。本事業は哺乳類から生物学的に離れたクルマエビの抗体様たんぱく質Dscamを用いた診断法・治療法の事業化について検証する。
超高速高解像4Dイメージング顕微鏡技術の事業化検証
事後評価結果(PDF:189KB)
広島大学
大学院統合生命科学研究科
准教授
杉 拓磨
3D空間をスキャンレスに撮影可能なライトフィールド(LF)顕微鏡は、既存の空間スキャンが必要な光学顕微鏡に比べ、撮影速度やコストの面で優位性を持つ。本事業では、独自に開発した高解像LF顕微鏡が4Dバイオイメージングのリアルタイム性とコストの問題を解決するかについて事業化検証を行う。
ヒト in vitro 血液脳関門(BBB)モデルkit の事業化検証
事後評価結果(PDF:245KB)
山口大学
医学部/大学院医学系研究科
研究代表/助教
竹下 幸男
本事業では、創薬スクリーニング研究が可能な「ヒト in vitro 血液脳関門(BBB) モデル」の上市化を最終ゴールとし、配給量の調査、安定配給の体制の構築、輸送方法の調査を検証し、起業時の資金やBBBモデルkitの価格を設定することを目的とする。