プロジェクト紹介

環境政策に対する衛星観測の効果の定量的・客観的評価手法の検討

研究代表者

研究代表者:笠井 康子
笠井 康子
国立研究開発法人情報通信研究機構テラヘルツ研究センター 上席研究員

プロジェクトの目標

 環境政策に対する衛星観測の効果の定量的・客観的評価手法を確立することを目指す。 環境政策の各レベル(議定書、条約、文献、政策文書、COP文書)などイノベーションサイクルの各段階における文書データベースの作成と衛星観測評価手法を試みる。これらのデータベースを用い、環境政策に対する衛星観測の効果の定量的・客観的評価手法を検討し、有効な手法を見いだすことを目的としている。

プロジェクトの概要

 従来の衛星観測は自然科学側からのシーズ提供型が多く、観測がもたらす効果の定量的・客観的評価の欠如が指摘されている。

 本プロジェクトでは、衛星観測が地球環境政策の実施において、国際合意の監視や遵守検証に具体的に貢献した事例や衛星観測の過程と結果が国際制度を生み出した事例を具体的に探求し、衛星観測の政策への効果を可能な限り定量的に計る手法の開発、評価を試みる。衛星観測計画策定初期から政策担当者やステークホルダーが参加する「政策のための衛星観測」立案を目指す。


プロジェクトイメージ

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