プログラムについて
外部推進委員:森田 朗
プロフィール

- 所属・役職
- 一般社団法人 次世代基盤政策研究所(NFI)代表理事/東京大学 名誉教授
- 経歴等
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- 1976年3月
- 東京大学法学部卒業
- 1976年4月 -
- 東京大学法学部助手
- 1980年10月 -
- 千葉大学人文学部講師
- 1981年4月 -
- 千葉大学法経学部助教授
- 1993年10月 -
- 千葉大学法経学部教授
- 1994年4月 -
- 東京大学大学院法学政治学研究科教授
- 2004年4月 -
- 東京大学公共政策大学院院長・教授
- 2005年-
- 東京大学総長特任補佐(2009年3月まで)
- 2008年-
- 東京大学政策ビジョン研究センター長(2010年7月まで)
- 2010年4月 -
- 東京大学大学院法学政治学研究科・公共政策大学院教授(2012年3月まで)
- 2011年6月 -
- 厚生労働省中央社会保険医療協議会会長(2015年6月まで)
- 2012年4月 -
- 学習院大学法学部政治学科教授(2014年3月まで)
- 2014年4月 -
- 国立社会保障・人口問題研究所所長(2017年3月まで)
- 2017年4月 -
- 津田塾大学総合政策学部教授(2021年3月まで)、財務省関税・外国為替等審議会会長
- 2018年4月 -
- 研究開発法人科学技術振興機構、社会技術研究開発センター センター長(2021年3月まで)
- 2019年3月 -
- 協和キリン株式会社 社外取締役
- 2020年7月
- 一般社団法人 次世代基盤政策研究所(NFI)代表理事
プログラムへの期待
大学等の研究室で多数の科学技術の成果が生まれているにもかかわらず、それが社会的課題の解決に使われていないのではないか。このプログラムでは、そういう認識の下に、科学技術を社会の課題解決に使う方法、すなわち一種の「社会技術」の開発を目指しています。
これまでもこのような科学技術の応用の重要性は指摘されていましたが、現実には大きな壁があり、せっかく技術が存在してもその実際の応用は容易ではなく、さらに社会科学も取り入れた技術が必要です。このプログラムは、そうした方法の開発を目指しているのです。
今やまさに新型コロナ・ウィルスの感染が拡大し、数理疫学をはじめ、リスクコミュニケーション、国民の行動制御のための社会科学の諸理論を応用した感染症を押さえ込むための技術が求められています。未曽有の課題に直面して、今こそこのプログラムへの期待が高まっているといってよいでしょう。
直面する現代社会の課題に果敢に挑戦し、われわれがもつ科学技術を用いて、それらの課題を解決するアイディアが多数提案されることを期待しています。