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プロジェクト現場から

「科学技術イノベーション政策のための科学 研究開発プログラム」
第6回プログラムサロン(2014年12月22日)開催報告

 プログラムサロンは、本プログラムを現実の政策形成に活用できるものにするための議論を目的とし、ステークホルダーを含め、関係者が一緒に考える学際的な場を提供しています(案内:第6回プログラムサロン)。

 第6回のサロンでは、「リソースロジスティクスの可視化に立脚したイノベーション戦略策定支援」プロジェクトの進捗を紹介し、今後、どのような方法で成果の実装を行なっていくのが望ましいかを話し合いました。本プロジェクトの成果の第一の実装先として想定される(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)から関係者にも来ていただき、コメントをいただきました。

  • ○プロジェクト側から、とりあげる事例元素をまずはリンとニッケルに絞り、マテリアルフロー分析(MFA)、サプライチェーン分析(SCA)、直接・間接の隠れた影響評価(TMR)を、それぞれ国内および世界を対象に行なってきたことが紹介されました。
  • ○このプロジェクトでは、今後、これらの分析手法を評価・指標化につなげるため、マニュアル作成を計画しています。また、これらの分析データをどのような形で公開していくかの検討も始めており、公開サイト構築にはWebデザイナーなどの協力も得ていくことになっています。
  • ○参加された他の研究開発プロジェクトのメンバーには、研究対象は異なるものの、成果実装のイメージ作りの参考にしていただけたのではないかと思われます。

松八重先生の発表の風景
松八重先生からプロジェクトについての発表をいただきました


意見交換の風景
サロン後も飲み物を片手に意見交換が行われました

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