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プロジェクト現場から

「科学技術イノベーション政策のための科学 研究開発プログラム」 第2回国際ワークショップ
~科学技術イノベーション政策のための科学の「地域における実践と普遍化」~(2013年12月5日)
開催報告

 昨年に続き、第2回目の国際ワークショップを開催しました(当日のプログラム )。今回は「地域における実践と普遍化」をテーマに、地域に関連するプロジェクトを中心に議論が行われました。

 欧州のイノベーション研究における中心的機関から、コメンテーターとして、Dr. Barend van der Meulen(ラテナウ研究所、オランダ)とDr. Thomas Stahlecker(フラウンホーファー協会システムイノベーション研究所、ドイツ)をお招きし、国際的な視点から地域イノベーションに関しての助言をいただきました。特にDr. Thomas Stahleckerからは、欧州ファンドによる地域イノベーションと評価に関するドイツの例が紹介されました。

 森田総括からは、本プログラムの推進概要とともに、特に現政権で地域資源の有効活用が重要視されていることが紹介されました。地域イノベーションに関連するプロジェクトとしては、24年度採択の天野リーダー(信州大学)永田リーダー(九州大学) の率いる2つのプロジェクトの途中経過が紹介され、開始1年が経過して順調に計画が進められている様子が報告されました。それぞれに対して、地域イノベーションに関する実践と普遍化の両観点から、国際的な視点も含めて多くの助言が寄せられました。今回はテーマを絞った形でのワークショップであったため、より深いシャープな議論ができたように思われます。

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